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立教大学ビジネスデザイン研究科(MBA)、知財経営やBM、イノベーションなどの関係者/関心者の方々との情報シェアの場

・雑感③ 「構想力」 これは構成力と違い、世界をイメージする力!

2007-03-15 | 筆者の講義構成及び特徴
このコースではよく「事業化構想」や「事業構想力」という言葉を用いる。「構想」または「構想力」は新規事業開発やサービス開発などにおいていかにも不可欠な「力」である。

しかし、構想力は何か。ときに、「構想」力を「構成」力「構築」力と誤解される場合もあるので、まずはそれについて一言を述べよう。

筆者は、構成力と構築力はほぼ同義的に考えており、それは矛盾や破綻のないストーリーを組み立て、ビジネス提案のポイントを引き立てて配置し、起伏のある展開を構成する力、ともいえる。

そういう意味で、構成力/構築力は、基本的には技術でしかなく、技術さえ身につければ、誰でも出来ることである、と筆者も思う。

しかし、構想力は違う。それは世界を想像する力であり、イメージを総合する力と言ってもよかろう。市場調査やフィージビリテスタディ、時にはそれも含めて、あるアイデアから、「事業背景はこうである」、「取り組むべき課題はこう抽出する」、「収益モデルの具現化にはそうあるべき」、「そういうようになってくるであろう」といった「ビジネスモデル」をイメージする力があれば、プロの一員になれることに間違いない。

直接、ビジネスについて書かれたわけではないが、以下の一例も参考になる文献と筆者は考える。「構成力と構想力 」(一輪庵 文芸ナイフ)




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