残照 狐狸安打のスパイス日記

スパイスの効いた人生。
挫折と葛藤。
そしてもしかしてあるかも知れない
現在を生きている事の素晴らしさ

主要死因別死亡率

2018-02-01 02:49:36 | ガンと将棋とブルーレイ





結局、私はガンについて何が言いたいのでしょう。
自問自答してしまいます。

フォトの図を見て下さい。

戦後しばらくまで結核が死因の1位でした。
それが特効薬が出て、またはBCGなどの予防ができるようになり、
1位の座を脳血管疾患と交代しています。
そしてその1位の座を1980年頃に悪性新生物すなわちガンと交代しています。
その右肩上がりの上昇にびっくりされるのではないでしょうか?
そしてもっとビックリするのは、40年近くの上昇線です。
色々な分析、見方があるにしても
人類がガンに対して無力なのは明らかではないでしょうか。

『無力なのは分かる。では何もしないで座して死を待つのか。』
この様な反論が出ます。
ネガティブは嫌われポジティブな態度がいいに決まっています。
しかしそれは全体像が俯瞰出来ての話だと思います。

ガンは完治が期待できる病気になって来ています。
ガンは日進月歩の医学の進歩で克服できつつあります。
ガンはもはや諦めなくても良い病気です。
等々。

その反面、治癒や完治に並行して寛解や奏効などの
訳の分からない言葉で迷路に入ってしまいます。
または1cmで見つかったガンで5年生存したら3大治療の成果の様になっています。

どうもおかしい。

もし善良な医師がいたら下記のように言うのではないかと
私は切望するのです。

ガンは今のところ解明されていません。

何が分かっていないかと言えば
『ダブリングタイム』 『転移』 『ガン細胞側の医療措置に対する変化、変異性』です。
ガンは脳卒中の様に一刻を争いません。
患者さんが熟慮してからでも遅くありません。
5冊くらい難しくない本を読んで勉強してください。
高額な保険適応外の治療法も効果ありのエビデンスはありません。
そして早期発見で見つかったガンはガンでない可能性もあります。
早期で見つけたガンもはっきりした治療法はありません。
ガン細胞を切除、放射線、抗ガン剤で刺激する事で、
かえって、ガン細胞を狂暴化させる可能性もあります。
特に、
抗ガン剤はいただけません。
兎に角いっしょにがんばりましょう。




この様な医者はいないものであろうか?

も一度、冒頭のグラフを見て下さい。

『フウゥ~』



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