好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

ライトノベルの開闢(はじまり)。(その4)

2016-05-16 | 物語全般
『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー 4(激闘)』(by秋津透)、読了。

セカンドシーズン突入。
全体的に、エロ描写よりグロ描写の方が強くなったか。
初読の時は、「何か怖い人が人を殺しまくってる話」だった記憶。
今思うと、魔術師が相手の心臓を割いて魔石をねじ込んでる挿絵が
特に怖かったんだろうな。

改めて読むと、登場する人々は決して「死んでは」いない。
メインキャラは「白蝋屍(ホワイトデッド)」という状態になっているだけだ。
ゲームで言えば戦闘不能程度にとどまっている。
それでも3人、4人と、戦闘要員が減っていくのは背筋が寒くなってくるが。

なお、白蝋屍の意味については、調べても分からないまま。
いわゆる死蝋の状態に近いんだろうか。

巻末にはまた図鑑。それから次巻予告の絵、じゃなくて何と漫画。
そして最後に惹かれたのが、
あとがきにあった「この世界には宗教がほとんどない」という設定。
つまりこの作品世界は、唯物論的な思想が強いって事になるのかな。
何たって、不可侵とされる魔獣をフツーに食材に
使ってるくらいだし……(゜д゜;)。

それでは。また次回。

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