好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。※9月17日、自宅の電気復旧。詳細は後日。

暗黒都市へようこそ!

2017-02-12 | ルパン三世
ゲームブック「ルパン三世 ダークシティの戦い」をクリアした。

ゲームブック好きなら知っている、ゲームブック版のルパン三世。
ファイティングファンタジーと並ぶと言っても言い過ぎじゃないと思う。

かく言う私は、リアルタイムでは買えず。
学生時代に旅行先の古本屋で大量に見かけ、翌日もう一回バスで赴いて、
大枚はたいて、ほぼ全巻あったそれを買って。
唯一抜けていたのが、第2巻のダークシティ。
マーケットプレイスで買うしかないと諦めた矢先に、
ブックオフの100円棚で見つけて即買した。

難易度は相当に高い。
ルートに迷いまくったため、またも禁断の手法、
パラグラフの逆読みで解く。
序盤、唯一の正解ルートを通らないと途中で詰むと知って唖然となった。
ただ、この本はゲームブックとしてなら面白いが、
ルパン三世作品としてなら悩む所。
ルパン達の命を狙うクローン達と物理的に戦いまくる話だから。
途中のバトルは、ゾンビ映画のように凄惨だ。
これもいずれ、二次創作ネタに使ってみたいが、
どうアレンジしようかなあ。

それでは。また次回。

4D映画初体験。

2017-01-29 | ルパン三世
地元のショッピングモールへ赴いた先日。
そこのシネコンで、『ルパン三世 カリオストロの城』の4D版
上映されていると気づき入った。

自分としては、台詞から何から何まで知りつくしてる、
もはや古典落語並みに親しんでいる作品。

……なのに、あれほどまで興奮させられたというべきであり。
……だから、あれくらいで冷静でいられたというべきであり。

初めて見た感想としては、噂以上の迫力だった。
差し当たってはカーチェイスと銃撃戦。
車が曲がれば座席が曲がり、車が跳ねれば座席が揺れる(前後)。
物やら人やらがぶつかれば座席が震え、弾がかすめば水と風が「ぱしゅ」と。
汚しちゃいけない服で来るな、という話の意味がよくよく分かった。

火事になれば煙も出るし、花火が上がれば場内が明るく光る。
また、そういったアクションではない場面でも、
例えば上下左右のカメラパンでも、常に緩やかに座席は動いている。
ここまで凝ってたら特別料金なのも当然か。

そんな中、個人的に一番凄いと思ったのは、
私の隣でごくフツーにごくごくジュース飲めてた見知らぬ観客さんですが。
私じゃゼッタイ無理。

ともあれ、やっぱり映画は劇場で見てこそ。今年も良作に会えるといいな。

それでは。また次回。

続・貫禄はヒーローの条件である。

2016-05-15 | ルパン三世
映画『次元大介の墓標(後篇)』のDVDを見る。

それで感想、の前に断り書き。
いつものメインキャラの内、五ェ門は出ません。
銭形も話に絡みません。

が、つくづく、そのおかげで密度の濃い話が創れたのだろうと痛感する。
物語の登場人物は少ないに越した事ない、は昔からの我が持論。
おかげで、謎の殺し屋のトリック解説も丁寧だった。

そして、その登場人物たちの誰も、惚れ惚れするほどの貫禄を魅せてくれた。
前編で既に亡くなってる歌姫さんさえカッコいい。
命を狙われても受けて立つと言い切った姿は、プロの鑑だ。

主人公たるルパンに至っては、長く語るもおこがましい。
相手に騙されてる事をお見通しの上で、敢えて道化に振る舞う様は、
憧れたくなるヒーロー像。

かつて或るドラマで見た、
「私が気づいてる事にあなたが気づいてる事に私は気づいてました」
なんて言ってのけた名探偵を思い出す。

敵の殺し屋を倒す描写とか、ルパン&次元の煙草とか、あと不二子の裸とか(笑)、
今のテレビじゃ出来ない事をたくさん扱ってくれてる事にも感謝を。

ラストの場面は、自分にはやや蛇足の感。
奇妙な味を狙ったのかもしれないが、無理に他の映画とつなげなくても良かった気もする。

もうしばらくしたら、イタリア版のDVD見ます。

それでは。また次回。

貫禄はヒーローの条件である。

2016-05-09 | ルパン三世
映画『次元大介の墓標(前篇)』のDVDを見る。

限られた時期、限られた劇場のみの公開という事で、
リアルタイムでは見そびれていた。

それで感想、の前に断り書き。
いつものメインキャラの内、五ェ門と銭形は登場しません。
が、それが、この作品最大の英断。
『ルパン三世』という作品のファンなら必見の内容だった。

イタリア版を思わせるブルー背広のルパンに最初は驚きつつも、
とにかく動きまくるキャラと、そしてアングルに歓喜。

あの魔術師も思い出させる白背広の殺し屋が次元を狙う。
殺し屋は、未来を予知しているような俊敏さを見せ、次元を追いつめていく。

個人的に嬉しかったのが、キャラの誰もが落ち着いてる事。
殺し屋に撃たれても根性出して逃げる。
自分たちで弾を摘出して処置する。
ルパンとの関係を「仲間じゃない。ビジネスパートナーだ」と語る次元。
不二子も甘ったれてない。
侵入先では敵陣に容赦なく殴られる。脱出の際は逆にバイクで敵を轢く。

ラストは、【次元が血潮と共に倒れる】の図。
ルパンが敵を甘く見た、という描写に、
「何やってんだーッ!?」と思わず叫んだのは私だ。
(↑断じて嘘は書いてませんです)
この流れで後篇の劇場公開を待った人たちの心中、傷み入ります。

それでは。また次回。

やられっぱなしは、カッコワルイ。

2016-04-24 | ルパン三世
「ルパン三世」TVSP「princess of the breeze 隠された空中都市」のDVDを見る。

あくまでも、イタリアのブルー背広版を見る前のつなぎである。
で、感想だが。
本来、子供や動物は、物語を面白くするモチーフの代表だ。
が、この話、肝心だろう赤ん坊が可愛く見えない。
何であんなに、ほうれい線を強調するデザインにしたのか真剣に問いつめたい。
もっと言えば、そもそもあの赤ん坊は何ヶ月なのか。
あんな風にまだ顔つきが安定してないなら、
首も座ってないだろうに。それをバッグに入れるわ背負って走るわ。

で、ルパンが、何と言いますか、つまり格好よくない。
女の子相手に、やられたり救われたりする描写が何度も。
中でも、敵に胸を撃たれて本当に倒れて重傷を負った時は、
……ポカーン( ゜д゜ )……としか表しようがなく。
荒事のプロが今時あの状況で、何も対策をお立てにならないんですか?

会話では説明口調の長台詞が目立つし、活劇では人が動かない。
動くのは大抵、あからさまな量産CG。
一時期メインキャラが暴れなかったのは声優が高齢だったから、
という論を、私は撤回せねばならないかもしれない。

そして。問題のトリックの部分である。
あれはミルク飲んでる赤ん坊の排泄物じゃない。
それに赤ん坊があんなに何日も便秘してたら危険だし、腸壁に傷も付くだろうし……って、
こんなに排泄について考察しなきゃいけない物語は、嫌だ。
早く次行こう。

それでは。また次回。

世紀末。コンピュータが世界を滅ぼせた時代。

2014-11-02 | ルパン三世
『ルパン三世』TVSP「バイバイ・リバティ 危機一発」のDVDを久しぶりに見てみた。

懐かしくて震えた。

あらすじどころか、場面も台詞もまだハッキリと覚えていた事に驚いた。

この時代のルパン三世は、まだまだ気概にあふれていた。
何せテーマからして、1989年当時としては最先端科学であろう、コンピュータ技術だ。

事件クライマックスのスケールは最大級。
まだ冷戦時代だから、「世界を救う」ネタは作りやすかったと思う。

声優のパワーも健在だった。
やっぱり、山田氏のマシンガントークっぷりは職人芸。
画面外で喋りまくってるのは、アドリブの賜物だったんじゃないかな。

無論、今の時代に見ると、古くさいのも否めない。
ラップトップパソコンが、本来なら苦手の未来予測を、しかもいちいち音声で答えるとか。
そもそもインターネット普及前だし、モニタはブラウン管だし、フロッピーが全盛期だし。

そしてエピローグ、独力でプログラミングしてるルパンさんのハイスペックぶりに拍手。
そう、本来この人、パンチカードだって読める人なんだから当然だよね。

それでは。また次回。

ルパン三世・第4シリーズ雑感。(裏)

2014-10-26 | ルパン三世
『ルパン三世 峰不二子という女』のDVDを全話見た感想。

今回は気になった点を中心に。

まず、これはイマドキの映像作品全般に言える事だが、
全13話を完全に一続きの話にしようとしたのは失策だったと思う。
第7話くらいまでのノリで全話進めて充分だったのに、
どうして不二子の過去ネタなんかで引っ張ったか。

しかも、その散々引っ張っておいたネタも、結局のオチはやや強引。
「実は洗脳」とか「実は幻覚」とかに持っていくなら、
第1話の時点で不二子がトラウマを自覚してた方が、
まだ分かりやすく描けたのではないかと。

そしてやっぱり、銭形の部下・オスカーの異物感が著しい。
ああも露骨な同性愛ネタは率直に言って不謹慎に感じる。
実は男装の麗人!とかだったら、まだ付いて行けたんだけど。

というわけで。
個人的なオススメは、第7話で視聴を切る事。
不二子のトラウマ描写には意味無いので、
気にしたら負けです。

それでは。また次回。

ルパン三世・第4シリーズ雑感。(表)

2014-10-23 | ルパン三世
『ルパン三世 峰不二子という女』のDVDを全話見た感想。

今回は気に入った点を中心に。

とにかく今作、メインの男性キャラ解釈についてはトップクラス。
ルパンも次元も五ェ門も銭形も皆、凛々しく潔く。
(次元はどのシリーズでもあまり変わらないけど)

(「ふぅじこちゃあん」でなく)「不二子!」と呼ぶルパン。
(「るぅぱああん」でなく)「ルパン!」と呼ぶ銭形。

五ェ門に至っては、不二子以外のキャラとほとんど接触が無い。
アニメ版1stの出来事に準拠している形だ。

声優のレベルアップも揃って顕著だ。
やはりプロでの代替わりは、安心して聞く事が出来る。
惜しむらくは、もっともっと早く、
こうしてスムーズに代替わりしてTVシリーズを作ってほしかった。
せめて『お宝返却大作戦』の頃くらいまでにね。

それでは。また次回。
(次回は逆手を指します)

新しいのも悪くない。むしろ良い。

2014-10-05 | ルパン三世
「ルパン三世」TVSP「東方見聞録 アナザーページ」のDVDを見る。

ここ数年の中では良作に入るだろう。
物語のテーマは無難。
怪盗と考古学って相性いいんだよね(^^)。
どっちもトレジャーハンターでありますから。

新キャストは、いよいよ演技に慣れてきた印象。
個人的には、銭形の復活が本当に嬉しい。
ルパン以外の敵なら余裕で倒せる切れ者ぶり。
五ェ門も魅せ場が増えた。
山道を、女抱えながら走りながら、口にくわえた鞘から抜刀したり。
不二子はイマドキの可愛らしさ強調かな。

難点は、とにかく作画が荒い事。
キャラデザがどうにも「名探偵コナン」に見えて仕方ない。
ルパンの目が妙に大きいのも気になって仕方ない。

変装トリックや暗号解読なども出てくるが、全体的に地味な印象も否めない。
ルパンじゃない、「コナン」っぽい感じが抜けない。
というわけで(?)、そろそろ「峰不二子という女」もチェックしてみる予定。
原作路線という前情報に期待だ。

それでは。また次回。

囚われし怪盗は玩具へと落とされり。

2014-09-27 | ルパン三世
小栗氏の実写のあれを劇場へ見に行ってしまった。

見る前から、見た後も、悲しみが止まらない。
世間様は、創り手も受け手も、未だに、宮崎駿や山田康雄に呪縛されたままだ。

出てくる小ネタは99%、アニメ版からの物。
半端な口真似や顔真似に、何度叫びそうになった事か(苦しくて)。
果ては、アニメ画そのものまで出る始末。
こっちは必死にアニメ版を忘れて見ようとしてるのに……。

その一方、この映画には、一番肝心な物が無い。
いかなるメディアでもルパン三世がルパン三世たり得る根元的要素が、
即ち「どんでん返しの逆転劇」が、無い。

歴史的価値があるという貴金属を、破壊活動で強奪するだけの話。
これじゃそもそも怪盗をテーマにする意味がない。

実写ならではの描写も、本当に、無い。
アクションシーンは総じて、カメラが激しく動きすぎ、
何が起こっているのか把握できない時がしばしば。
そして、誰も服も破れなきゃ怪我もしない、あまりにもキレイな世界がまた不自然。

ルパンと組むキーパーソンが男性だった事は評価したい。
ゲストキャラは女のみってのは固定観念の極みだと思うし。
あ、あと喫煙シーンが多かったのも良かった。

私としては、この映画は、近年のTVSPの類似品に過ぎない。
感想を述べるのはこれで止めておく。
さあ、パワァコミックスやコバルト文庫やゲームブックetcを読み返そう!\(^o^)ノ

それでは。また次回。