『毒バチブンブン!空から花嫁降ってきた』
(名取かずえ編)
【カットされた描写】
・ブーケを受け取った獠が女性たちに袋だたきにされる。
・かずえが“シフトレバー”をつかむ。
・獠が敵にVサインを示す。
(壊すタイヤは、原作では二つ、アニメでは一つ)
・リョウの「初夜」発言。(アニメでは「初めての夜」)
・教授の存在。
→おかげで解毒薬を作る買い出しを、香一人が済ませる事に。
SONYの段ボールに詰まった中古パソコン一丁。
・試行錯誤もなく、解毒薬はアッサリ完成。
→アニメ版では、完全に正気に返るまで12時間かかった事が副作用とされた。
・獠がかずえを慰める時、もっこりを我慢してた事。
(教授宅の日本庭園はサエバアパート屋上に変更)
・与太川親子が不能にされた事。
(アニメ版ではミツバチで驚かせるに留まる)
《加筆された描写》
・かずえが研究所への侵入するまでの経緯。
・婚約者の姿。
・百科事典の並ぶ部屋がサエバアパートに。
・台所の納戸や、トイレグッズにあふれる「パッション」の字。
・獠たちの乗る車。「Panda 1000 LL」と読み取れる。
・一方、敵はベンツで追ってくる。ナンバーは「新宿56 わ 1386」。
・神谷明氏の快演を存分に堪能できるエピソード。
「あたし、いや、おれだってこんな事したくないのよ!」
↑バトルシーン含め、氏デビュー時代の美少年声の片鱗が。
・敵の一族。原作の「喜多川」からアニメ版は「与太川」に。
・原作は、獠がかずえに発破をかけるべくエロ行為するのに対し、アニメ版では、かずえが獠に惚れつつも心の整理をつけられず日本に留まるという微妙なオチ。
・「今度会った時は生まれ変わったかずえになっています」
その言葉は、約30年後の『プライベート・アイズ』で果たされる事となる。
それでは。また次回。