饒舌な人

夕食の準備の後、整骨院に。

今日は、この時間（１９時半過ぎ）にしては、患者さんが多くてしばらく待った。

いつものように鍼を打ってもらい、テーピングをしてもらったり。

「後ろ向いて」
「はい」

肩に皮内鍼が打たれる。

「選挙行く？」
「うん・・・」
「ちゃんと行かなダメよ」
「私、今まで、一度も選挙をサボったことないよ」

「なんで、総選挙って言うか知ってる？」

さー、ここからノンストップ！と言えばオーバーだが、先生はかなり饒舌にいろいろと話していた。

あまり「饒舌」って、良い意味じゃないのだろうが、かといって「熱弁をふるう」とか「能弁」ともちょっと違う。
治療とは別のことで、少しくだけた話しをしているけど、その中身は、けっこう「へ～～」って言う感じで・・・。

よく知ってるなーと、ほけーっとした顔で、先生を見ていた。


「先生、楽しそうね」
「たまにはねー。今日のあんちょこね」
「ふふ」


まぁ、私が最後の患者だったし、こんな話を聞くのは、やっぱり好きだな。

一ヶ月のトラウマ

曇り。
久しぶりに雨が降ったような気がする。

今日は機関会議。
９時に集合だったのだが、道中ものすごい雨で、正直本当に怖かった。
いつもなら４５分ぐらいの距離の会場なのだが、ゆっくり運転したせいか、いつもよりも時間が早くて混み合っていたのかはわからないが、到着までに１時間かかった。

先月の事故が、この機関会議の後だったので、思い出してしまうんだよね。
あのときとは別の会場だが、この土砂降りと雷の中、会場は違うといえども途中までの道中は同じだし。

さすがの私も怖かった。

なんとか無事に会場に着き、会議が出来るようにみんなで準備。
机をセッティングしたり、資料を並べたり・・・。

いよいよ動き出した秋は、例年になく大変そうで、私は彼女たちに無理はさせられないなと・・・自分の事はさておき、痛感した。


経験がある分、どれほどのものなのかは重々承知しているのだが、私も今の立場になってからは初めての秋なので、正直不安もとても大きい。

でも、その不安を、彼女たちに感じさせてはいけない。

なんだか難しいね。

どこで弱音を吐こうか？

弱音なんか吐いちゃダメか？？



今日は比較的早く帰宅。
早く帰宅したなら、もう少し自宅のことをきちんとすればいいのに、疲れ果てて横になる。

もっとも、横になったところで、今日は新聞の集金、置き薬の集金と慌ただしかったのだが。

置き薬の担当者から言われた。
「疲れてませんか？」
「・・・はい・・・」

なんだか見透かされたようで、思わず涙が・・・。

「すみません・・・」
「・・・いっぱい、いっぱいなんですね・・・無理しないようにしてください」
「・・・はい・・・・」


他人に慰められるって、なんだか・・・恥ずかしいんだか、情けないんだが。

今日はとにかく、溶けるよ・・・このまま・・・。

二つのお店

晴れ。
今日も抜けるような青空。
この気持ちいい空の下・・・私は・・・。

事務所に着くなり、呼び止められる。
「りあらさん、今からお店の写真撮って来なさい」
「はい・・。今からですか？」
「そう、正面だけでなく、２階の入り口とかもね」
「はい」

事務所のカメラを持参し、再び車に。

先ほどの道とはまた別のコースで、私が担当している地域の店舗に向かう。
店舗に到着し、まずは名札を首から提げる。
ただ、写真を撮っているだけでは、不審者っぽいし（ってオイオイ）。
「関係者です」と、外部から見てもわかるようにだな。

外観の写真と２階の出入り口（デイサービス側）の入り口、福祉用品の店舗の出入り口と、カメラに収めていく。
店舗内の写真も撮ろうか・・・？

店舗のワーカーさんに声を掛け、撮影の許可を得る。
店内もいくつか撮影することに。


駐車場に戻ると、事務所から電話。
「りあらさん、今どこ？」
「お店の駐車場ですけど？」
「じゃぁ、ジャガイモ４kg買ってきて～」
「いいですよー」

再度店内に。

ジャガイモ・・・。
３kgしかなかった・・・。

もっとも、お店自体が小さいので、普段はこれで事足りるのだ。

事務所に電話。
「ジャガイモ、３kgしかないですよ？」
「じゃぁ、ここで２kg買って、後は○○店で残りを買ってきてね」
「はい」

・・・と言うわけで、今度は別の店舗に。

河川敷を運転し、国道３号線を北九州方面に走らせる。


１０時半ぐらいの時間に、車を運転するのは、けっこう久しぶりかも。
いつも通勤で通る道だが、時間帯がちょっと変わっただけで、なんだが新鮮に見える。

お店に到着。
先ほどの店舗と全然雰囲気が違う。
同じ商品を扱っているのに・・・本当に・・・何かが違うのだ。

こんな短い時間で、２店舗に足を運ぶって、なんか貴重な経験だったかな。

早速ジャガイモを購入し、事務所に。


事務所では、土曜日の収穫体験で使用するカレーの材料を切っていた。
（だからジャガイモが足りなくなった）

私は、印刷業務。

ただひたすら、暑い中、印刷機の前で、明日の資料の用意。

印刷機も疲れ気味。
もちろん私も疲れ気味。


帰宅したら、１９時になっていた・・・。


もう、かんべんして～。

多忙極み

忙しすぎて目が回りそう。しんどい。


溶けるように眠りたい。


ああ・・・・。

ずれ・・・

晴れ。

昨日、ラジオ体操の当番だったので、一昨日、息子に言付けてラジカセを持ち帰ってもらっていたのだが、今日の当番が来ないため、私はそのままラジカセを自宅に置いたままにしていた。
今朝、また息子に言付けて、ラジカセを会場まで持ってきてもらうことに。

「今日、当番は来た？」
「いや、来なかったよ」
「じゃぁ、どうしたん？？」
「○くん（息子と同じクラスの男子）が、スイッチを押したよ」
「で、ラジカセは？」
「知らん。誰か持って行った」

・・・知らんって、あんた・・・。

おそらく、明日の当番さんが持ち帰ったのだろうが・・・。

やっぱりみんな、疲れているんだろうねぇ・・・（しみじみ）。


職場は職場で、最近、印刷機の調子が悪く、みんなブーイング。
私達だけではなく、職員やワーカーさんも使うので、印刷機、駆使しまくり。
って、金曜日の会議の資料、間に合うのか？？


今日も帰宅が遅くなった。
ここんとこ、夫が学童にお迎えに行ってくれるので、なんとか助かるが、今から先の、まだまだ多忙な秋は、どうやって乗り越えていけばいいのだろう。
片道１時間の通勤距離は、やっぱり主婦にはネックである。
１７時に職場を出て、ギリギリ学童が閉まる１８時に迎えだし・・・。

今日、職場を出たら、すでに１７時半過ぎ。
・・・定時は１６時なんだが。
それでも、私が一番早く帰宅している（距離があるため）。
みんなはまだ残って仕事してるし。


帰宅後、１９時近く。

夕食の準備を慌ててする。

夫が、いろいろと休日の提案をしていたが、正直言ってしゃべりたくもないほどに、疲労している。
「なんか機嫌悪いね？」
「・・・いや・・・別に・・・」

言ったところで、私のきつさなんか伝わるはずもないし、それどころか反撃することだって重々考えられるから、もうなにも言いたくない。

こうやって、ずれていくんだね。

私は、自分を受け入れてもらおうなんて思ってないんだろうけど・・・でも、本当は、わかって欲しいんだろうね。

その相手が、もう、夫ではないんだよ、多分。