昨日、オトナの事情?という記事を書いたが、最近のヒーローについて、他にも気になっていることがある。
それは、何らかのアイテムを手にすることにより「容易にバージョンアップしてしまう」「強くなってしまう」ということだ。
昔のヒーローたちは違った。
力石徹は、矢吹丈と闘わんがために、過酷な減量に耐え、
花形満は、大リーグ・ボールを打倒せんがために、鉄球を打ち、
仮面ライダーは、手ごわい怪人を撃破せんがために、立花藤兵衛と猛特訓を繰り広げ、
大山倍達は、最強の座を求めて、清澄山に篭った。
そしてその姿を、我々当時のガキどもは、少なくとも「カッコいい」という価値感を持って見ていたように思う。
もちろん最近のヒーローたちも、何らかの新アイテムを手に入れるためにある程度の苦労はしているようだ。
しかしそれなど、「スタンガンを入手する方法を調べて購入する」程度の労力、及び負担ではないかと思われてならない。
昨今、若者たちが護身と称し安易に凶器を携行したり、苦労せずにいい思いをしようとしたりすることの遠因がここにある、とは、いささか短絡的に過ぎるとは思うが…。
消える魔球は、水に弱かとです!(by左門豊作)
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スーパーでパック詰めにされてる肉の固まりも、元は生きている動物である、という重みも大事だと思うんです。
たとえばキャンプで渓流釣りで釣った魚に串を挿して焼いて食べる。
「うぁー、残酷~」という子がたまにいて、
「でも、毎日食べてるお魚もお肉も、そうやって命をいただいてるんだよ?」というとびっくりして‥
湾岸戦争以来、戦争ゲームと実際の戦争の違いも、ちゃんと想像力を働かせないとわからなくて‥
なので、特に低学年はIT教室よりも、もっと自然の中での実体験が必要だーと思います。
ベイブレードより、本当のベーゴマを教えてあげたら、子ども達は「おばちゃん、すげー」なんていって、わいわい盛り上がりました。
お金で買えるアイテムや高価なカード【遊戯王】なんかより、自分の努力と技術で勝負する楽しさも、もっともっと体験して欲しいですよネ~
また、実生活では、そんな魅力的なアイテムなどないですし…。
自分でしっかり考えて行動しないと、「魅力的なアイテム」をエサぶら下げられ、自分自身が「オカネモチのエサ」になってしまうかも…?