事の是非はともかく、ライブドア・堀江社長の姿勢で共感できることの一つに、「言行一致」というところがあるかと思います。
もちろん、「そう思う」という個人的な主観という範疇を脱し得ないのですが、公の場での発言は、殆ど本音に近いものがあるという印象を受けます。
それに比べ、大会社のエラい方々は、口では「企業倫理」とか「社会に与える影響」とか「顧客重視」とか仰っていますが、「我利」「保身」というホンネが、チラチラ垣間見えるように思えて仕方ありません。
(「言いたいことをストレートに表現する」ということの善し悪しは別として)
私に近い所でも、口では「利益より社会貢献」と謳(うた)い体面を気にしながら、実際には、精度を維持するに必要な経費を出し惜しみしているエラい方も見受けられます。
(以前書いた、「トラブルまみれの某自動車メーカーと同系列の会社」ですが…)
堀江社長を巡って、今、いろいろな騒動が持ち上がっているようです。
自分には持ち得ない「才能」に恵まれた、そして自分には出来ないことを次々とやってのける氏の動向を、いささか無責任ではありますが「一傍観者」として、ことの顛末と共に見続けてゆきたいと考えています。
そういう意味では、堀江社長はやはり超一流の「プロフェッショナル」ということになるのではないでしょうか。
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明日もまた、お会いできたら嬉しく思います…
タイムリーな話題なら
「51%取ったら新株発行して増資し、フジの影響力を下げる」つってた当人が
「フジの新株発行はライブドアの影響力を削ぐ目的でおかしい!」と批判とか(笑
(まあフジのは通らないと思いますが、オマエが言うなよってのはあります。
ま、フジ側としては負けたら負けたでライブドアの増資計画も阻止できるって意味があってやってんのかなって気はしますが)
1日メール5000通読んでる!ってハッタリも
嘘だとネットじゃ検証されてましたね
朝日新聞のビジネス版「be」で、
「カネで買えないものなんかない」
と言っていながら、後日TVで、
「そんなこと言ってない!」とか…。
私が言いたかった「言行一致」というのは、
「今、思いついていることをそのままストレートに言う人」という意味において、です。
つまり、
「今現在の心情を、正誤・善悪関係なく、そのまま表現する」と言いますか…。
そして、その瞬間の感情に従い「行う」、ということでしょうか。
それが、いわゆる「エラい方々」にない、
「今、堀江さんはこんな心情なんだなぁ」ということがよく伝わってくるという部分…。
そこを「共感できる」という意味合いですね。
以前、当ブログ『「女をモノにしようとするときの男」を見習うという発想』というタイトルで書いたとおり、私個人としては、「願望を達成させるに到るため」の表現には、ある程度の工夫が必要かと思っております。
その辺りの「両極端さ」と言いますか…。
それが面白いかな、などと、無責任に傍観しております。
「ままま」『さん』の敬称が抜けてしまいました。
申し訳ありません。
見ていて気分の良い部分も多いでしょう。
現行の権力者サイドの保身、現状維持の姿勢から鑑みれば理解もしやすいと思います。
しかし、ブロガーやタレントレベルならともかく、経営サイドの人間として見たらどうでしょうか?
「おまえの会社の社員は不必要な奴が多い、8割切るからな」と宣言した人間を「救世主」として迎え入れるでしょうか?
まず最初に軋轢しか生まれませんよね?
切り込み隊長さんのブログで言われているように、彼が果たして何者なのか?そこが重要なのではないでしょうか?
責任の無いロック歌手が歌い上げる「反権力」の心地良い歌詞と、ホリエモンの責任のある立場上の「無責任な発言」、果たして・・・
ついでに言えば植木等さんの「無責任シリーズ」に通じる物がありますね、ホリエモンは。
文中、「事の是非はともかく」とか「善し悪しは別として」などと繰り返しているように、堀江社長の言動が「良いか悪いか」ということとは全く別の次元で書いているつもりです。
ただ、
「既得権益者であるところのいわゆる”エラい方々”と堀江社長の違いが面白い」
「堀江社長の言動には、個人的に”なるほどね”と思える部分もある」
「無責任ではあるが、それを楽しく傍観している」
という、「善悪」とは全く違う、「好き嫌い・興味の有無」といった個人的な「感情」を書いたということです。