先日、ある人から仕事についての悩みを聞きました。
内容は、失礼ながら「グチ」レベルのように感じてしまったのですが、本人にとっては、毎日がとても辛いようです。
私は、
「仕事はカネを稼ぐ手段だと割り切って、他に何か好きなこととか、やりたいこととかをやってみたら?」
「他に何か興味ある仕事を探してみたら?」
という意味のことを言ったのですが、「やりたいことは何もない」という返答でした。
その人はある程度の年齢の人で、家庭もある人なのですが、興味あることも、将来やってみたいことも、楽しいと思えるようなことも、何もない、というのです。
生活のためだけに仕事をしているという毎日…。
自分のやっている仕事自体が楽しい、という人は、そうはいないかもしれません。
他に、趣味や、息抜きや、楽しみや、夢や、ストレス発散の場を持って、毎日生活している人も多いかと思います。
しかし、「それさえない」「わからない」という人は、どうすればいいんでしょう?
例えば、こちらから「何か運動しなさい」「読書しなさい」といったところで、当人がそういうことに全く興味を示さなかったら、何の意味もないでしょう。
「やりたいこと」「楽しいこと」「夢」といったことは、その本人が見つけないとどうしようもないことだと思います。
「そういうことが何もない」という人は、どうしたらいいんでしょうね?
「夢」は、ありますか?
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実は、実際のその相手というのは「女性」なのですが、おっしゃるような…、つまり、単なる「気の持ちよう」ということではない、例えば「更年期障害」「鬱」「家庭内不和」といったことが原因となっているのかもしれません。
その方には内科的な症状が表れていることもあり、具体的な近隣の心療内科を調べ、受診してみることも勧めたのですが、今回の記事はそれを「モチーフ」として、私のブログの趣旨であるところの「考え方」「価値観」という題材に転用したものでした。
しかし、おっしゃるとおり、単なる「気の持ちよう」では済まされないような方、またはその周囲の方々がお読みになった場合、間違った受け取られ方もしかねないかと思います。
この点、改めて記事にしたいと考えております。
ご意見、ありがとうございました。
「その人はある程度の年齢の人」という処が気になり、コメントさせていただきます。
その方は軽い、所謂「男性更年期に伴う鬱」に陥っておられるのではないでしょうか。
私は自身がその年齢ですし、周囲に何人か心療内科に通っている者がおりますので、
結構他人事では無かったりします。…幸い私は能天気のままで暮らせていますが。
もし「鬱」ならば、その人に対して「頑張れ」「元気を出せ」と言う言葉は禁句、
と言うより追い込んでしまう毒言葉にしかならないので、絶対に言ってはいけません。
鬱な人がそんな言葉を聞いて自分を追い詰め、どうにもならないスイッチが入ったりしたら大変です。
私の友人にも血まみれで奥さんに見つかり、入院、離婚という道筋を辿った方がおります。
私はその時に「鬱とは何か」「鬱の人との接し方」を医者に聞いたり図書館で調べたりました。
友人を失うのは嫌ですから。
その方も決して「良いことも悪いことも、他からやってくるもの」と思っているわけではなく、
空虚な網の中でもがいておられるのではないでしょうか。
これは能動的、受動的な生き方といった二律型の対比では割り切れない問題だと思います。
若い人たちから見れば「やる気の無いオッサン」にしか見えなくても、
本人としては「そんな事はわかってるよ! …でも…」という部分があったりします。
出来ればそういう方には、「無理する事は無いよ」と声をかけてあげていただけたら、とか思います。
何か、たまに出てきて大げさな事を言っちゃいましたね。
お気を悪くされたらごめんなさい。
ただちょっと引っかかったもので…。長文失礼致しました。
自分で動かなければ何も始まらない…。
私もそう思います。
しかし、「良いことも悪いことも、他からやってくるもの」と思っている(ように見える)人も、けっこういるような…。
結局、その人自身の問題になってしまうのでしょうか。
他から無理に楽しいことを与えたり、動かしたり、できないですものね…。
善は急げ、思い立ったが吉日です。
特別、お金をかけて何かを始めなくても、自分が
動けばいいと思うのですが…
動かなければ何も感じないし、きっかけもないし、
何も始まらないです
と単純な私は今までそうしてきました。
失敗も多かったけど(笑)