幸せについての考察 【桐棺三寸】

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「どう考えても、そうとしか思えない」という落とし穴

2005-01-03 | 日記 Ⅰ

例えばここに、ある「考え方」があるとします。
そして、自分がそれを知った時、「なるほど、そのとおりだ!」と、感銘を受けたとする…。
それと関係のない他の文献や他の人の話ともつじつまが合うような気がするし、何よりも自分自身が「そうとしか思えない」という感覚となる…。

私個人はこうなった場合、この「考え方」と少し距離を置くようにします。

私自身が、欠点だらけの未熟人間です。
その私という人間の心情とピッタリくるという所に、「作為的」な何かを感じてしまうのです。
本当にそれが「真理」なら、自分自身の触れられたくない部分も見せつけられてしまうような気がして…。

そして、その未熟である自分が、「どう考えてもこれが本当だ、こうとしか思えない」という結論に至らざるを得ない、という部分にも疑問符が生じます。
「オレは、この世で一番頭がいい」と思っているのならともかく、そうではない人が「これが真実」と思えてしまう、という怖さ…。

「ウソか、ホントか」ということではなく、それを鵜呑みにすることなく、自分自身の力で考えるキッカケとして活用したい、ということです。


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