「努力の方向」って、意識することありますか?
例えば、職場で一所懸命仕事をしている人がいる。
本人なりには、本当に一所懸命…。
それは、とてもよくわかる。
しかし、周囲がその人に本当に期待している仕事は、「そっちの方」じゃなくて「こっちの方」だったりとか…。
或いは、毎日すごく身体を鍛えている人がいる。
腕立て伏せ何百回、腹筋何百回とか…。
何時間もトレーニングをしている。
しかし、その人に本当に必要なトレーニングは、「そっちの方」じゃなくて「こっちの方」だったりとか…。
または、家族のために精一杯尽くしている人がいる。
炊事をし、洗濯をし、掃除をし…。
家族のためを思って頑張っている。
しかし、家族がその人に本当にしてもらいたいと思っていることは、「そっちの方」じゃなくて「こっちの方」だったりとか…。
私にも、そんなところがあるような気がします。
「努力する方向」「頑張る方向」が違ってしまうと、どんなに努力し、頑張っても、自分が行きたいと思っている目的地とは違う方向に進んでいってしまう…
本当に行きたい所にたどり着けない…
そんなことになってしまうように思います。
進む方角が角度にしてほんの数度違うだけでも、長い間歩き続けると、たどり着く先が大きく違ってしまうように…。
頑張っているのに報われない、なんてことにも…。
時には自分の目的地の方角を再確認してみたり…
或いは、角度が数度違うくらいではさほど差が生じないくらいの近距離に、とりあえずの目的地を定めてみたり…
そんな工夫も必要なのかもしれませんね。
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っていうか、ある意味マイブーム化してます。
仕事中、車を運転しながら
「一生懸命やってはいるけれど、本当にこれでいいのかぁ」
みたいな独り言、よく言ってますね。
努力することに精一杯なときは、努力すること自体に
気持ち良くなってしまうのですが、
余裕が出来て、落ち着いて周りの状況を見られる様になると
望んでいたのとは、全く違う状況になっていたり。
方向性の間違った努力は、結果に結びつかないことが
多いように感じますね。
運良く良い結果が出ても、今度はそれを続けるための
努力が辛くなってしまったりで、長続きしないですし。
個人的に、とてもタイムリーな話題だったので
コメントさせていただきました。
また、文末で失礼ですが、
このブログにおける桐鳳柳雨さんの努力の方向は
私、大好きです。
例えばスポーツなどでも、「練習のための練習」みたいになってしまうことが、あるかと思います。
その競技の上達のためには何をすべきか、ということを深く考えず、毎日決まった、それもけっこう過酷なトレーニングをこなし続ける事で満足してしまうような…。
その結果、腕立て伏せが何回できるようになったとか、腹筋が割れたとか、トレーニングの効果はしっかりと表れるものの、肝心の競技ではサッパリだったり…。
日常の生活や仕事でも、似たようなことってあるかと思います。
もちろん、これは自戒を込めて、ですが…。
このブログに関しては、特に「努力」ということはないのですが…。
身に余るお言葉、ありがとうございます。