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日本が韓国に報復?フッ化水素の輸出ストップ。韓国の半導体業界に緊張走る。

2018-11-09 10:11:20 | Weblog
日本が韓国に報復?フッ化水素の輸出ストップ。韓国の半導体業界に緊張走る。

2018年11月8日、韓国・電子新聞は
「日本政府が韓国に輸出される半導体製造用フッ化水素の一部を承認しないという事態が発生した」とし、
「韓国の半導体業界に緊張が走っている」と伝えた。

フッ化水素は最近、原料の供給が減り需給が厳しくなる「供給難」に直面していた。
そのため韓国の半導体業界では、日本政府が承認を拒否した背景に注目が集まっているという。

日本で最近、ある企業のフッ化水素輸出申請が承認されない事態が発生した。
同企業のフッ化水素は、サムスン電子やSKハイニックスなど韓国の半導体製造企業に供給される予定だった。

フッ化水素は戦略物質に分類されるため、輸出・輸入するには当局の事前承認が必要となる。
日本政府が輸出承認を拒否した理由は確認されていないという。

これに業界は敏感に反応しているというが、その理由はフッ化水素の需給状況が不安定なため。
昨年も厳しい状態が続いていたが今年に入り状況はさらに悪化し、フッ化水素の価格は50%近くも上昇した。

フッ化水素の不足は半導体製造に大きな影響を及ぼすため、業界は「超緊張状態」に陥っているという。
サムスン電子とSKハイニックスの購買チームはすでに韓国内の他のフッ化水素輸入企業に在庫を確認するなど、
在庫確保に向け動いているという。

半導体用のフッ化水素は高い純度が必要とされるため、
森田化学工業やステラケミファなどの日本企業が独占生産している。

日本企業が供給を中止すれば、
韓国の半導体工場は稼働できなくなる可能性もあるという。

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