ケニア在住難民の状況が早く永続的に解決れるようサポートしてください
閣下
二度目のご就任を心よりお祝い申し上げます。また今後5年間に渡り、事務総長としての責任を引き続き果たされますよう心よりお祈り申し上げます。
2022 年初頭、新たな責任を引き受け、今後もリーダーシップを発揮していくと表明された際に、国連は世界中の難民に寄り添ってきたと話されました。
ケニアでは、紛争や戦争、迫害、人権侵害、気候変動により避難を余儀なくされている人が現在50万人を超えています。数十年にわたって近隣諸国から多くの難民を受け入れ続けているのです。この記事の執筆時点で、ケニアは寛大にも50万人以上の避難民を受け入れていますが、資金には限界があり苦しんでいます。
高等弁務官計画執行委員会の第73回会合(2022年10月10日~14日)に期待しながら、私たちは次のことを繰り返し述べさせていただきます。ケニアの難民問題に対する緊急かつ永続的な解決策を強化していただきたい。また2018年の難民に関するグローバル・コンパクトで約束された負担と責任を共有していただきたい。
ケニアの難民は、難民高等弁務官が最近、カクマ難民キャンプを訪問してくだったことに感謝しています。その際、カクマとダダーブに多くの難民が長期にわたって受け入れられている状況に対して、永続的な解決策を見つけていくという共通のビジョンと関心を再確認してくださいました。
過去10年にわたり、ケニアはこれら2つの難民キャンプの閉鎖を求める声明を発表しており、最新の閉鎖声明は2021年に行われました。2021年4月29日の当時のケニア大統領閣下と難民高等弁務官との二者会談の後、ケニア政府とUNHCRは、ケニアのカクマキャンプとダダーブキャンプの閉鎖に向けたロードマップに関する共同声明を発表しました。両キャンプの閉鎖期限は2022年6月30日に設定されていますが、その期限からすでに3か月が経過しています。
現在、ケニアでは50万人以上の強制避難民が耐え難い状況にあり、国際社会、国連加盟国、その他の主要な関係者が永続的な解決策を推進してくれるよう期待しています。
事務総長、私たちは第77回国連総会の声明で語られた「私たちの世界を前進させるのは、協力と対話の論理以外にないのです」という閣下の言葉を胸に刻んでいます。 私たちは謹んで更なる行動をお願いします。国際社会、主要な関係者、国連加盟国、その他の民間業界の会議を招集し、ケニアの難民の危機的な状況をより深く理解し永続的な解決策を促進させてください。
この困難な時期における閣下のリーダーシップのもと、「私たちには希望が必要です…もっと必要です。行動が必要なのです」というあなたの呼びかけを心に留め、ケニアに住む難民とほぼ30年間難民を受け入れてきた国のために、行動に移さなければなりません。
敬具
難民と受け入れ国を代表して
トロッサ・アスラト
閣下
二度目のご就任を心よりお祝い申し上げます。また今後5年間に渡り、事務総長としての責任を引き続き果たされますよう心よりお祈り申し上げます。
2022 年初頭、新たな責任を引き受け、今後もリーダーシップを発揮していくと表明された際に、国連は世界中の難民に寄り添ってきたと話されました。
ケニアでは、紛争や戦争、迫害、人権侵害、気候変動により避難を余儀なくされている人が現在50万人を超えています。数十年にわたって近隣諸国から多くの難民を受け入れ続けているのです。この記事の執筆時点で、ケニアは寛大にも50万人以上の避難民を受け入れていますが、資金には限界があり苦しんでいます。
高等弁務官計画執行委員会の第73回会合(2022年10月10日~14日)に期待しながら、私たちは次のことを繰り返し述べさせていただきます。ケニアの難民問題に対する緊急かつ永続的な解決策を強化していただきたい。また2018年の難民に関するグローバル・コンパクトで約束された負担と責任を共有していただきたい。
ケニアの難民は、難民高等弁務官が最近、カクマ難民キャンプを訪問してくだったことに感謝しています。その際、カクマとダダーブに多くの難民が長期にわたって受け入れられている状況に対して、永続的な解決策を見つけていくという共通のビジョンと関心を再確認してくださいました。
過去10年にわたり、ケニアはこれら2つの難民キャンプの閉鎖を求める声明を発表しており、最新の閉鎖声明は2021年に行われました。2021年4月29日の当時のケニア大統領閣下と難民高等弁務官との二者会談の後、ケニア政府とUNHCRは、ケニアのカクマキャンプとダダーブキャンプの閉鎖に向けたロードマップに関する共同声明を発表しました。両キャンプの閉鎖期限は2022年6月30日に設定されていますが、その期限からすでに3か月が経過しています。
現在、ケニアでは50万人以上の強制避難民が耐え難い状況にあり、国際社会、国連加盟国、その他の主要な関係者が永続的な解決策を推進してくれるよう期待しています。
事務総長、私たちは第77回国連総会の声明で語られた「私たちの世界を前進させるのは、協力と対話の論理以外にないのです」という閣下の言葉を胸に刻んでいます。 私たちは謹んで更なる行動をお願いします。国際社会、主要な関係者、国連加盟国、その他の民間業界の会議を招集し、ケニアの難民の危機的な状況をより深く理解し永続的な解決策を促進させてください。
この困難な時期における閣下のリーダーシップのもと、「私たちには希望が必要です…もっと必要です。行動が必要なのです」というあなたの呼びかけを心に留め、ケニアに住む難民とほぼ30年間難民を受け入れてきた国のために、行動に移さなければなりません。
敬具
難民と受け入れ国を代表して
トロッサ・アスラト
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