Kakuma News Reflector 日本語版

カクマ難民キャンプの難民によるフリープレス
翻訳:難民自立支援ネットワークREN
著作権:REN(無断引用転載禁)

2009年5-6月号 キャンプのNGOによる食糧以外の配給サービスに関する意見

2009年09月04日 | コミュニティーとカルチャー
私は、LWFによるキャンプの女性への質の良い生理用品の配給事業を、高く賞賛したいと思う。

これまでは、中にポリエチレンの裏地が入った小さな布切れが配られていただけで、うまく処理が出来なかったが、質が向上した事により、女性たちは、再使用もできるのではないかと期待している。再使用するためのおぞましい手順の説明は省くが。

いずれにしても、LWFは素晴らしい仕事をしている。ただ、一つだけ、次回にパンティを配る計画がある時にお願いしたいことがある。それぞれに合うサイズを提供してほしい。6歳の女の子に特大サイズのパンティなどはかせたくない。私の知る限り、キャンプに太りすぎの女の子はいないし、我々の生活環境では、そんなことはありえない。

私は、不満を言っているわけではないが、二ヶ月毎の配給の際に8個入りの箱を配って、一ヶ月以上使えるようにしたら良いのではと思う。あれはどうみても再使用できるものではない! いいこと言うでしょう?

さてさて、近頃キャンプでは、女たちが甘やかされ、男たちは何かにつけ忘れ荒れている。依存する生活を続けていると、男どものプライドはどんどん打ち砕かれてしまう。さりながら、それが、ここでの生活の真の姿だ。

それでも、ここで、一生懸命働いていて神様の目にとまれば、大金持ちになるかもしれない。そんな男どもに支給して役に立つのはどんな物だろうか。そうだ、石鹸なんかどうだろう。石鹸は、生理の周期には関係のない代物だが、入浴の必需品だ。下着なんかも、もらったら良いのでは? 女性だけのものではないのだから。

私はこれまでにも、子供たちにおもちゃを支給することを思いついた。でも、それはダメ! 生活必需品だけが対象なのだから、口をつぐんでいた方が無難だ。


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