依存症から抜け出す方法～習慣（リズム）～

ねこさんからもありましたが、私も「ブログ依存症」でもあります。
以前までは、ただの「パソコン依存症」でした。
朝起きて先ずパソコンを立ち上げないと次に進めない。
どんだけ時間がなくてもパソコンを立ち上げるのです。
で、仕事から帰ってきても先ずパソコンを立ち上げる。
休みの日はパソコンから離れられずに、外に出ることが出来
なかったり・・・

この「依存症」っていうのは、どうやって治せるのでしょうか？

依存症にも色々ありますが・・・
いずれにせよ、これには「習慣（リズム）」が大きく影響している
と私は思います。
タバコや麻薬と一緒です。時間が決まっていて、それを補充しないと
キレテしまう。落ち着かなかったり、どうしていいのか分からなく
なったり・・・


以前にも書きましたが、私はタバコがなければ生きていけないほど、
ヘビースモーカーです。
ホント麻薬と一緒です。
喫煙室ではいつも同じ顔ぶれ。一定の時間が過ぎると、何かが「キレル」
のでしょう。。。不思議なことに、自然と同じ時間帯にさっき
喫煙室で会った顔ぶれが、同じ時間帯にまた喫煙室へと向かっていきます。
これは決して打ち合わせをしたわけではなく、個人個人が「欲求」
して、そう行動しているんですよね。。。

その行為さえしていれば、気分的に随分楽になった気がしますし、
「今までもそれで楽になれた」という記憶（思い込み）があるので、
その行為を出来なければ、イライラしてしまいます。
そうでなければ、どうやって生活していっていいのかさえ分からなく
なっています。

タバコも明らかに習慣（リズム）ですよね・・・
例えば、日本で働いていた時の私の生活パターンは…
家では一切タバコは吸いません。（親も知らないので…）
朝出勤する時、先ず途中の駅のトイレで一服します。
決まった駅のトイレです。
また電車を乗り継いで会社の近くで喫茶店に入ります。
これはどれだけ時間がなくても、入ってしまいます。
珈琲を飲むためではなく、タバコを吸うためです。
（今日はやめておこう！とどれだけ思っても、すでに店に入って
タバコに火をつけています。）
珈琲を注文して、珈琲が出てくる前に3本は吸います。
珈琲にはちょっと口をつけるくらいで、店を出ます。
会社に着いて仕事を始め、お昼になると「ちょっと出てきます」
と言って、自分のお気に入りの路地裏にあるひっそりとした
喫茶店で珈琲を頼み、タバコを吸います。
また仕事に戻り、20時～21時頃までご飯も食べずに残業し、
その帰りはご飯を食べて帰るのではなく、また喫茶店に
入り、珈琲を頼み、タバコを吸って落ち着いたところで
帰ります。

これが一日のパターンでした。
毎日毎日、どれだけ時間がなかろうと、同じ行動をしていました。
そうしないとリズムが狂うというか、落ち着けないんです。
毎日同じ道のりを同じように行き来していました。

これは正に「習慣」がついてしまっているということなのだと
思います。

なんにせよ、「依存症」というのはそういった生活パターン、
つまりその「習慣」から抜け出せないことには治すことは出来ない
んではないでしょうか？

知らず知らずの内に、そうしないと落ち着かなかったり、依存せず
にはいられなくなっているのだと思います。

ブログ（パソコン）依存症もそうです。
決まった時間にパソコンを立ち上げていないと落ち着かない。
そこでコメントし、そこで自分の思いを吐き出し、それで成り立っている
今の自分の生活習慣。


彼と一緒にいることにしてもそうです。
彼と一緒にいるのが当たり前になっていて、それで習慣づいてしまっている。
突然彼と会えない日が来ても・・・
いつも同じようなパターンで過ごしていたのに、急に環境が変わっても、
それに順応出来ない。
どうやって時間を過ごせばいいのか分からない。


メールにしてもそうです。
「彼からメールが来ない」とかでイライラ。。。
いつもはこの時間帯にこんなメールをくれるのに、何故来ないの？
なーんて、イライラしてしまう私ですが、それもすっかり「習慣」に
なっていて、ないと安心して眠れなかったり、来るまで待ったり…


無意識の内に自分の中でそれが生活の「習慣（リズム）」になっていて、
それが出来なくなると、欠けてしまうと「習慣（リズム）」が狂ってしまう。
依存から抜け出そうと思ったら、その習慣をちょっとずつでも
いいから変えていくしかないんだと思います。


今依存している「もの」や「人」や「こと」がなかった頃は、どうやって
生活していたんでしょうか？
それでも、十分生活は出来ていたはずなんです。
今依存している「もの」や「人」や「こと」がなかった頃を思い出して、
その「なかった頃」の生活のリズムを取り戻すことが
出来たら、依存から解放されることでしょう！


難しいことだけど・・・それしかないと思います。
（※参考になったでしょうか？）