一足早い彼の誕生日プレゼント

さっき書いたように、私の部屋で二人の怒鳴り合いが続きました。
終いに、彼が「偉そうかもしれんけど・・・renkaは情緒不安定だ。
これは性格と同じで、直らないよ!!」と言いました。
私は「あのさぁ・・・私が情緒不安定なのは、普段満たされないで、イライラ
してるからなんだけど・・・。自分は全然関係ないみたいな言い方だけど、
Bくんが私をこんなに情緒不安定にさせてるんだよ!!」と反論した。
でも、彼は「いや、これは性格だ!!」と言い切りました。

私は悔しくて、涙が止まりませんでした。
そして、反論しました。
「奥さんと居る間、私がどれだけ寂しい思いをしてるのか分かって言ってるの?!
喋りたい時に喋れない、一緒に居たい時に一緒に居れない。常にイライラ
して毎日過ごしてるんだよ！この部屋で一人ぼっちで、Bくんの事考えて、
孤独に耐えてるんだよ！　偉そうかもしれんけど…って、ホンマ偉そうやわ!!
よくそんなことが言えるなぁ・・・」

彼は何か言いたげな表情をして、まだ何か言って来ました。
それを途中で遮り、
「もういい!!それ以上何も言わなくていい!!もういくら話してもBくんは
開き直るだけで、話にならない。」と話を止めました。

その後、泣きながら、頭の中で色々考えました。
「私が元から情緒不安定だって言うんだったら、他の男性（勿論独身）と
付き合って、心が安定することを証明してやろうじゃないか!!」
「ヤキモチを妬かないように・・・　他の同僚と同じように何も感じないように
すれば良いんじゃないか!?そうするしかない！」

頭の中で考えた結果、結論が出ました。

もう別れるしかない！既婚の彼のことを好きだから、こんなにヤキモチを
妬くし、情緒が不安定になるんだ！

彼が帰ろうとした時、「ちょっと待って！渡したいものがある・・・」と、
私は彼の誕生日に渡そうと思っていたZIPPOのライターを取りに行き、
渡しました。

「ホントは誕生日に渡そうと思ってたんだけど・・・」

彼は驚いて、「ありがとう！」と言ったんだけど、「なんで今渡すの？」と
キョトンとしました。

この時、私の中ではもう整理がついていて、「これからは彼に会わないし、
彼のことを考えないように努力しよう!!」と決心していたのです。
ただ、「誕生日に渡したかったなぁ・・・」って考えると、残念で涙が止まりませんでした。
来月末の彼の誕生日まで、まだまだ日にちがあったのに・・・
もう彼の笑顔を見ることも出来ませんでした。
ただひたすら、「もう彼に抱かれることもないんだ・・・彼とチューする
こともないんだ・・・」といろんなことを考えて、涙が止まりませんでした。
彼は優しく涙を拭いて、抱き寄せてくれました。

彼に「韓国嫌いなのに、韓国限定品を買ってしまったこと」「日本の物に
交換しようと思って行ってみたけど、もうそのライターがなくなっていたこと」
「もう一つ買ったライターは彼の好きな物が付いていて、どんな物からも
守ってくれるという意味があるので、お守り代わりに・・・と思って買ってしまったこと」
「２つあげるとなんとなく価値が薄れるような気がして悩んだこと」なんかを
全て話しました。
彼はすごく喜んでくれて、「二つとも誕生日にrenkaがくれた！ってちゃんと
記憶するし、二つとも大事にするよ！」と言ってくれました。

でも、「絶対、どっちか放ったらかしになっちゃうよ・・・」と私は呟きました。

これは、正に今の私達３人（私・Bくん・奥さん）を象徴していると思いました。
「二つとも大事にする」と言うけど、結局どちらかが放っておかれることになる。
Bくんは二つとも同じように愛情を注いでいるつもりなのかもしれないけど、
結局中途半端になって、どちらかが寂しい思いをする。
そう思いました。

これが最後になると思ったら、悲しくてしょうがなかったけど・・・
数日経ったら、何もなかったかのように毎日会っているかもしれないけど、
今の私の気持ちは、彼と離れた方が良い!!と心からそう思っています。

彼に不愉快な思いをさせて、自分も不愉快な思いをして、いくら話し合っても
平行線で・・・こんな辛い思いをするんだったら、別れるしかない！と思ったし、
それしか考え付かなかった。


彼は鈍感なので、私のそこまでの気持ちを感じ取れたのかは微妙ですが、
彼の居ない生活を頑張ってみよう!!と思っています。

何よりも悲しかったのは、彼に「情緒不安定」「それは一生直らない」と言われて
しまったこと、彼に理解してもらえなかったことが悔しいです。

誰か教えて下さい!!～異常なヤキモチ？～

以前にも何度か書きましたが、私が耐えられないこと!!
それは・・・彼が他の女性にベタベタされることです。

今も発狂して、帰ってきてしまいました。
それも、明日は彼が休みなので、今日はどうしても会っておきたい日
だったのですが・・・

朝から、先ず私が安心している女っけのないYちゃん。
彼はYちゃんと仕事のことで相談をしていました。
以前、彼のことでライバル心を燃やすNに対して、私が爆発した時、
彼に「誰でもそうなの？Yちゃんでも？」と訊かれた時、私は
「そんなことはない！Nだからムカツク！Yちゃんだったら全然平気！」と
言い切ってしまったのですが・・・
やはり、何も気にせずいれる訳ではなく・・・
女性の横にベッタリとくっついて、顔も近づけて喋られると、
モォォォ～!!!!ってイライラしていたんです。

次にお昼過ぎ・・・
一人の女性が彼にベタベタし始めました。
彼女は誰にでも色気を使った喋り方、動作をするので分かっているんですが、
目の前でやられるので、生き地獄のようで・・・
耐えられずに何度も避難しました。
そのベタベタがあまりにもしつこく続いたので、彼もやっと席を外し、
どっかに行ってしまいました。
それは明らかに避難であって、彼は決して用があったから席を外した訳では
ないことは分かりました。

そして、帰り際。
私が大嫌いなIさんが、彼の仕事の協力で彼の席（つまり私の目の前）に来て、
色々意見を言っていたのですが、チラッと見ると、私には渡されていない紙が。
なんでこの人の意見を聞いて、私の意見を聞かないの？
私の怒りは爆発してしまいました。。。

すぐにタバコに行きました。
暫くして彼が来て、Iさんとの話を始めました。
私はその話を止めて、「どういう基準であの紙を配ってるの？」と訊きました。
なぜなら、以前にその紙を配る対象は管理職だと聞いていたので、「私とIさんは
同じポジションなのに、何故彼女だけ？」と思ったからです。
彼は「各部門の課長に渡してその下（つまり私達のポジション）に、渡すように
お願いしてるから・・・あれ？もらってないの？（うちの）上司にも渡したけど・・・」
と言いました。
結局、私の誤解ではあったのですが、私はその資料を作る為に、彼に協力を
頼まれて一緒に作ったんです。
一言あってもいいんじゃないでしょうか？
「これ配るよ！」って一言あれば、私だって誤解をせずに済んだのに・・・
これじゃぁ、作成する時だけ協力させておいて、後は関係ない・・・みたいに
感じてしまった私。

とにかく、彼の開き直った態度にカチーンと来て、スタスタとその場を去り、
挨拶もせずに帰ってきてしまいました。

せっかくもう少しで彼と二人きりで過ごせる・・・と思っていたのに、悔しくて
涙が出てきました。
きっと、彼は来ないだろうなぁ・・・と思いました。
彼も相当カチンと来ていた様子だったし、こんな気持ちで会いたくないだろう。
でも、来なければもうずっと彼には会う気がしない・・・
って思いました。

暫くすると、彼がピンポーンといつものようにやって来ました。
でも、無表情で、一言も言葉を発しないまま、手を洗いに行き、タバコを
吸い始めました。
私はいつものように珈琲を淹れ、彼に渡しました。
暫く沈黙が続いて・・・
彼がやっと口を開きました。「いいたい事あるんだったら言って！」
私は言おうかどうしようか迷って、止めました。
言っても・・・私が責める、彼が開き直るの平行線。
疲れるだけだと思ったんです。

彼がまた
「誰と喋っても、不機嫌になるんだったら、私は会社の誰とも喋れないの？」
と訊いてきました。
私は「喋るななんていってないでしょ？ただ、私の気持ちを少しでも考えて
気をつけてくれさえすれば、それでいいの！」と答えました。
ただ喋ってるくらいのつもりみたいなんだけど、私から見れば、
「顔をくっ付け過ぎ!!」だとか「なんでそんな優しい声で喋ってんの?!」って
思ってしまう。
「普通は、あの女キモいとか言うんだったら、触られた時に、“触るな!!”
くらいの言葉や素振りを見せてほしいし、普通は見せるもんだよ!!」と
怒りながらいいました。
彼は「そんなの言ってる人見たことない！●●さんがそんなこと言ってる？
▲▲さんがそんなこと言ってる？」と反撃してきました。
私「●●さんも、▲▲さんも好きな人がオフィスにいるの？立場が違うでしょ？
大体、あの人達は女性にベタベタされて気持ち良いなぁ・・・くらいに思ってる
んじゃないの？その人達とあなたの立場は一緒？」と言ったら、「理解できない」
と言われました。
この話はいくら話しても、ホント平行線で、これ以上話しても意味がないと
思いました。

私のヤキモチはやっぱり異常なんでしょうか？
皆はどうやって受け止めることが出来るのでしょうか？
私には出来ません。
やっぱり私は異常なんでしょうか？
この気持ちはどうにも出来ないので、彼に言われると、私だけが異常なような
気がしてきて・・・

他の女性とベタベタしたり、喋ってる時に、ヤキモチを妬かない方法があるんでしょうか？
あったら教えてほしいです。
(続く）