今日は木曜日。
彼とゆっくりできるはずの日だった。
毎週始め頃に「今週は●曜日ね!」と彼が言ってくれるんだけど、
最近は木曜日が恒例となっていた。
今週はいつって聞いてないなぁ・・・なんて、少し気になってた。
帰り際に、「もう帰る?」って訊くと、「うん」と答えた。
雨が降っていたので、彼はバイクで・・・私はタクシーで帰ることになった。
彼が来て、いつものように手を洗い・・・
ふと不安になったので、彼に「今日はゆっくり出来るんだよね?」と
確認した。
彼は「ごめん、今日は帰るね!来週の火曜日でいい?」と言って来た。
女の第六感ってヤツはやっぱり凄い!!
何か分かんないけど、悪い予感がした。
すごく気配を感じていた。
私はからに急降下!!
私の顔から笑顔は消えた。
一気に力が抜けて、何もする気がなくなった。
私がどれだけこの日のこの時間を楽しみにしているのか分かってるの?!
私は涙が溢れてきて、彼に怒りをぶつけた。
「今日ダメって・・・それは今決まったことじゃないよね?」
すると彼は「うん・・・昨日決まった。」と答えた。
「なんで早く言ってくれないの?ねぇ、なんで?」と訊いた。
「言うと機嫌が悪くなるの目に見えてるし、朝から言って、朝から一日
機嫌が悪いのは・・・と思ったから。」
「そうかなぁ?私も分かんないけど、気分悪くなると思うけど、こんなに
楽しみにして今日一日過ごしたのに、今になって言われるより、
朝から言ってくれた方が、ずっとマシだと思うよ・・・」
「もし言うと、理由訊かれるでしょ?理由は言えないもん。っていうか、
言うともっと気分悪くなるの分かるから、絶対言えない」
絶対言えないってどんな理由なんやろう・・・
私はその一瞬で頭の中でいろんなことを考えた。
奥さんに関することに決まってるんだけど、二人の何かの記念日だとか
オナカの赤ちゃんのこととか・・・グルグル回って目眩がした。
「そんなの怒るに決まってるでしょ?だって、ちょっと他の女性と喋った
だけで不機嫌になるのに・・・」と正に昨日ここで書いたことを言われた。
終いに、そのことについて「理解できない」とか「オレはどうやってそれを
防ぐことができるの?無理でしょ?」とゴチャゴチャ言い出し、私が異常
だと言わんばかりに反論し始めた。
私は「そうやな・・・私が悪いねんなぁ・・・。でも・・・今そんな話をしてるの?
違うでしょ?!」と話を元に戻した。
もうちょっとで話をすりかえられそうだった。
危ない、危ない・・・
「朝言ったら機嫌が悪くなるから・・・っていうんだったら、帰りにでも
言ったらいいんじゃないの?!それも、今の今になって私が訊くまで
自分から言わなかったでしょ?」
彼は「そんなの言うタイミングってもんがあるでしょ?今から会うって
いうのにわざわざ言うか?言わないでしょ?普通・・・。それに、今部屋に
入って、すぐに“今日はゆっくり出来ない”なんて突然言うのもおかしい
でしょ?!」といった。
私は彼のその開き直っているような態度が気に食わなかった。
理由が気になったけど、言いたくないって言ってるのに、あえて訊こうとも
思わなかった。
私は「こんなんだから、私のこと軽く見てるって言うんだよ!!」と
彼は「軽くなんか見てないよ!」と反論するが、説得力がない。
私は拭いても拭いても溢れ出てくる涙と鼻水を必死で拭いていた。
彼は必死に笑わそうとしてくる。
こんな時に、笑いで誤魔化そうなんて、ナンセンスだ!と余計に腹がたった。
もうその時点で、「そんな大事な用事があるんだったら、今すぐ帰って!!」
と言ってしまおうと、喉元までかかっていたけど、これじゃ、「短気は損気」
かもしれない。。。とガマンした。
彼は「今日は膝に座らないの?」といってきた。
私はそれどころじゃなく、涙を拭いながら彼を無視していたら、
彼が私の手を引っ張った。
そして、彼の膝に座らされた。
ギュッと抱きしめられたら、余計に苦しくなってきて・・・
「これからどうしたらいいんやろう・・・もう分からないよ・・・」と呟いた。
それは、私の心の底からの声だった。
こんなに彼の事が好きで仕方がないのに、何かある度に、こうやって
泣いていなければならない・・・
どう考えても、先行きは明るくない。
二人の記念日もまたやってくるのだろう。
その都度、私は同じような思いをして、泣いているのだろう。。。
想像しただけで、苦しくて、ホントにどうして良いのか分からなくなった。
彼もどうしようもないっていう悲しい顔で、私を見ていた。
暫く落ち着いては、彼の顔を見るとまた涙が溢れて・・・
その繰り返しで、苦しくて苦しくて仕方なかった。
大泣きした後は、もう脱力状態。。。
結局彼は8時半まで居て・・・
「そろそろ帰らないと・・・」と言った。
私はこんな状況でも、やっぱり私を放って帰るんだ・・・とまた気落ちした。
彼を玄関で送る気にもなれずにいたけど、無理やり彼に起こされて、
玄関まで行った。
私は涙で前が見えなかった。
いつもの窓からの見送りもしなかった。
今日はご飯も食べる気がしない。
もう何もする気がしない。
明日も出勤できないかもしれない。
この先のことを考えると、ホント逃げ出してしまいたいくらいだ!!
どうしたらいいの?!
彼とゆっくりできるはずの日だった。
毎週始め頃に「今週は●曜日ね!」と彼が言ってくれるんだけど、
最近は木曜日が恒例となっていた。
今週はいつって聞いてないなぁ・・・なんて、少し気になってた。
帰り際に、「もう帰る?」って訊くと、「うん」と答えた。
雨が降っていたので、彼はバイクで・・・私はタクシーで帰ることになった。
彼が来て、いつものように手を洗い・・・
ふと不安になったので、彼に「今日はゆっくり出来るんだよね?」と
確認した。
彼は「ごめん、今日は帰るね!来週の火曜日でいい?」と言って来た。
女の第六感ってヤツはやっぱり凄い!!
何か分かんないけど、悪い予感がした。
すごく気配を感じていた。
私はからに急降下!!
私の顔から笑顔は消えた。
一気に力が抜けて、何もする気がなくなった。
私がどれだけこの日のこの時間を楽しみにしているのか分かってるの?!
私は涙が溢れてきて、彼に怒りをぶつけた。
「今日ダメって・・・それは今決まったことじゃないよね?」
すると彼は「うん・・・昨日決まった。」と答えた。
「なんで早く言ってくれないの?ねぇ、なんで?」と訊いた。
「言うと機嫌が悪くなるの目に見えてるし、朝から言って、朝から一日
機嫌が悪いのは・・・と思ったから。」
「そうかなぁ?私も分かんないけど、気分悪くなると思うけど、こんなに
楽しみにして今日一日過ごしたのに、今になって言われるより、
朝から言ってくれた方が、ずっとマシだと思うよ・・・」
「もし言うと、理由訊かれるでしょ?理由は言えないもん。っていうか、
言うともっと気分悪くなるの分かるから、絶対言えない」
絶対言えないってどんな理由なんやろう・・・
私はその一瞬で頭の中でいろんなことを考えた。
奥さんに関することに決まってるんだけど、二人の何かの記念日だとか
オナカの赤ちゃんのこととか・・・グルグル回って目眩がした。
「そんなの怒るに決まってるでしょ?だって、ちょっと他の女性と喋った
だけで不機嫌になるのに・・・」と正に昨日ここで書いたことを言われた。
終いに、そのことについて「理解できない」とか「オレはどうやってそれを
防ぐことができるの?無理でしょ?」とゴチャゴチャ言い出し、私が異常
だと言わんばかりに反論し始めた。
私は「そうやな・・・私が悪いねんなぁ・・・。でも・・・今そんな話をしてるの?
違うでしょ?!」と話を元に戻した。
もうちょっとで話をすりかえられそうだった。
危ない、危ない・・・
「朝言ったら機嫌が悪くなるから・・・っていうんだったら、帰りにでも
言ったらいいんじゃないの?!それも、今の今になって私が訊くまで
自分から言わなかったでしょ?」
彼は「そんなの言うタイミングってもんがあるでしょ?今から会うって
いうのにわざわざ言うか?言わないでしょ?普通・・・。それに、今部屋に
入って、すぐに“今日はゆっくり出来ない”なんて突然言うのもおかしい
でしょ?!」といった。
私は彼のその開き直っているような態度が気に食わなかった。
理由が気になったけど、言いたくないって言ってるのに、あえて訊こうとも
思わなかった。
私は「こんなんだから、私のこと軽く見てるって言うんだよ!!」と
彼は「軽くなんか見てないよ!」と反論するが、説得力がない。
私は拭いても拭いても溢れ出てくる涙と鼻水を必死で拭いていた。
彼は必死に笑わそうとしてくる。
こんな時に、笑いで誤魔化そうなんて、ナンセンスだ!と余計に腹がたった。
もうその時点で、「そんな大事な用事があるんだったら、今すぐ帰って!!」
と言ってしまおうと、喉元までかかっていたけど、これじゃ、「短気は損気」
かもしれない。。。とガマンした。
彼は「今日は膝に座らないの?」といってきた。
私はそれどころじゃなく、涙を拭いながら彼を無視していたら、
彼が私の手を引っ張った。
そして、彼の膝に座らされた。
ギュッと抱きしめられたら、余計に苦しくなってきて・・・
「これからどうしたらいいんやろう・・・もう分からないよ・・・」と呟いた。
それは、私の心の底からの声だった。
こんなに彼の事が好きで仕方がないのに、何かある度に、こうやって
泣いていなければならない・・・
どう考えても、先行きは明るくない。
二人の記念日もまたやってくるのだろう。
その都度、私は同じような思いをして、泣いているのだろう。。。
想像しただけで、苦しくて、ホントにどうして良いのか分からなくなった。
彼もどうしようもないっていう悲しい顔で、私を見ていた。
暫く落ち着いては、彼の顔を見るとまた涙が溢れて・・・
その繰り返しで、苦しくて苦しくて仕方なかった。
大泣きした後は、もう脱力状態。。。
結局彼は8時半まで居て・・・
「そろそろ帰らないと・・・」と言った。
私はこんな状況でも、やっぱり私を放って帰るんだ・・・とまた気落ちした。
彼を玄関で送る気にもなれずにいたけど、無理やり彼に起こされて、
玄関まで行った。
私は涙で前が見えなかった。
いつもの窓からの見送りもしなかった。
今日はご飯も食べる気がしない。
もう何もする気がしない。
明日も出勤できないかもしれない。
この先のことを考えると、ホント逃げ出してしまいたいくらいだ!!
どうしたらいいの?!