ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

アフガンに学校を

2007年04月19日 | Weblog
 2003年7月にイラン北西部で地震があり、現地に支援の目的で訪れた。
結果被災した場所に小学校建設を申し出て、日本の耐震性に優れた木造平屋建ての校舎を日本から資材と職人を引き連れてその年の12月に完成させたが、かかった費用1500万円、自分自身の経営も大変だだったのだが、阪神大震災で事務所が全焼し、一度は人生をあきらめたときに、さまざまな地域、人の支援を受けてきたことを思えば、被災の状況を見て、何か出来ることがないかと思い、一気に突き進み、同時にアフガンの支援も申し出た。
今から思えば、狂気の沙汰であったが、アフガンにいたっては、資材がイランの港で留め置かれ実現しておらず、その後事業の失敗から30年経営した設計事務所を整理し、今年からようやく再起をかけてやり始めた。
なんとしてでも、アフガンの子供たちとの約束をはたしたく、今再び実現の時期をうかがっている。

建設予定地のバドギス州ザードシャヒ村の子供達。同行した毎日新聞栗田慎一記者撮影。

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