ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

神戸復興残影

2012年05月03日 | Weblog
 17年前、神戸はマグ二チュード7.2の地震に
襲われた。
街は壊滅した。都市型でこれほどの地震が起きて、火災が発生し
高速道路、そしてビルが倒壊するとは誰しもが思わなかった。

 火災で街ごと無くなった地域が市内でもたくさんある。
火災で焼失したところは、区画整理がはじまり新しいまち作りが
はじまり、商店街などは再開発が始まった。

17年経たいまでも、長田区ではまだ再開発工事がおこなわれている。
たくさんのビル、テナントができたが、人口は震災から減ったまま

長田区には人がもどらない。
地場産業のケミカルシューズも中国に押され、また軽工業なども衰退し
今の日本の衰退をこのまちが表現しているとでもいえる。

 活気があった当時がうそのように、街全体が活気を失っている。