田万川散歩

都会に伝えたい田舎の空気

正義とは。

2013年02月20日 01時45分29秒 | 日記
本日判決の出た亀岡の暴走事故。

その判決については様々な意見があり、おそらく多くの人間の感情には納得いくものではないとして。
『危険運転致死傷罪』の適用についての説明があまりに常識をはずれ、理解不能どころか
頭にきた。

適用条件である未熟運転とは無免許だけでは足りないとする、だと。
被告は何度も無免許で運転していたため、運転技術は未熟ではない、だと。
無免許を適用条件にすれば、これまで運転していた人が免停になった後に事故を起こしても
適用になってしまう、だと。

全く話の通じない世界の話を聞いているようで、これが我々を守っている法律と思うとぞっとする。
免許とは、一般的に禁止・制限されている行為を特定の人に許し、また権利を与えること。
技術うんぬんは個別の話にすぎないはず、次元の違う話。
裁縫の上手な人でも手術で人を縫っちゃいけない。
そして免停になった人は運転してはいけないのだから事故を起こすはずがない。起きちゃいけない。
してはいけないことをして守られるのであれば、ここは法治国家ではない。

身内を亡くした家族であればなおさらこんな馬鹿げた論理に腹がたっているだろう。
正義が勝ってほしい。

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