田万川散歩

都会に伝えたい田舎の空気

出雲大社巡礼

2013年02月15日 03時09分02秒 | 日記
出雲大社巡礼



連休明けに家族で初の出雲大社参りへ行った。
普段は地元田万川にある出雲大社の分社に安産祈祷をお願いしているので
一度本家の大社へ行ってみたかった。
この度は本家に安産祈願。

車で寄り道をしながら約4時間くらい。日本海沿いの国道一本道をひたすら進む。

出雲大社のエリアに入り、いよいよ近づくにつれてなんだか体が緊張した。
「あ~なんか緊張してきた。俺って比較的神に近い存在だからかな?」と話す僕に、妻は答えない。

いざ大社参り。
長時間座って疲れていた息子まー坊は水を得た魚のように参道を走る。
急に立ち止まっては手を打ち、ここが神社だとわかっているよう。
教えてもいないのに家でも神棚に向かって手を打つ。親を見ているんだね。
現在は「平成の大遷宮」といって、出雲大社の本殿は改装中。なので仮殿にて参拝。
ちなみに、息子は数日前に夜中ベッドの縁で目を打ったらしく、大変ブサイクに腫れ上がって
しまった。

参道の小店を観て回りたかったのだけれど生憎雨が降ってきたため、無理をせず宿へ直行。
ホテルは駅に隣接しているため、眼下のロータリーに集まる車にまー坊は大興奮。
彼なりの表現で「でぃーー、ぶーーー、どぅーー、ばっ!」と繰り返す。

部屋のチャイムがなり、僕が出るとホテルスタッフが立っていて「ご依頼のあった物をお届けに上がりました」と。覚えがないので「いやぁ頼んでないです」と断るとキョトンとしている。横から妻が出てきて「頼んだ」と受け取る。開けるとバレンタインの素敵なケーキだった。サプライズで用意してくれていた。僕と同時に、それ以上に拒否られたスタッフがサプライズだっただろうに。
そして、ケーキにのっているチョコのメッセージには微妙に別人の名前。ご愛嬌。

翌日は息子と妻を映画「RAILWAYS]のモデルとなった一畑電鉄にのせ、僕は終着駅へ車で先回り。
出雲大社駅はとてもレトロな作りで、雰囲気がある。
この日も雪がちらほら降る中、すこし散歩し、途中“国譲り神話”の稲佐の浜へ立ち寄り、
大きな岩に手を当てパワーを得た。

出雲大社にはいろいろと伝説、神話があり勉強していけばもっと面白かったのかもしれない。
10月は一般的には神無月、神様のほとんどはここ出雲大社へ出かけてくるから他の地方は神がい無い月。
でも出雲にはいるのでここでは「神在月(かみありづき)」と言う。
そしてその「神在(じんざい)」が変化して「ぜんざい」となり、「ぜんざい」発祥の地となった。

先週の広島出張に続き、旅続きで幸せですが、車内では常に息子リクエストのとなりのトトロ「さんぽ」が
流れている。片道4時間、往復8時間、2回の旅行で16時間、エンドレスのトトロにかるく腹がたつ。

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