田万川散歩

都会に伝えたい田舎の空気

道のり

2013年06月13日 06時27分13秒 | 日記
予定日は6月10日。5月13日に入院したときは、まさかこの日を病院で、妊婦のまま迎えるとは思っても見なかったわけで。

お昼過ぎにみー坊から「今日かもしれないから、そろそろ来れる?」と連絡。
早々に仕事を片付け、祖父母にまー坊を預ける準備をして病院へ向かった。

みー坊はまだ弱いながらも陣痛の最中。僕はむくんだ足をマッサージ。
21時頃から強くなる陣痛に、そろそろか!そろそろか!と気持ちが焦るが
なかなかあと一歩がこない。みー坊も体力を消耗して苦しそう。

まー坊のときよりも落ち着いているものの、ただベビーたちと妻の体力は今回の方が
心配だった。
前回と病院が違い、立会いの勝手も違う。すでに血まみれで苦しむ妻を見ているのも
なかなか微妙なもので。

そうこうしていると日を越えてしまった。

6月11日。
いよいよ本格的に始まったのが午前1時。


そして、待ちに待った子供たちがこの世界に誕生した。
先生に「元気な子です」と声を掛けてもらうと、一気に力がぬけた。

2700gのお姉ちゃん、3300グラムの妹ちゃん。どちらも十分な大きさ。
よく二人もおなかに入るものだと、改めて女性の体の神秘を感じる。
みー坊はへとへと。そりゃそうだ。ほんとよくやってくれた。ありがとう。

弱弱しく、しかし「生まれてきたよ」と主張するベビーたちはこの上なく愛らしい。
双子ってどんな気持ちなんだろうなと考えをめぐらせる。

みー坊、ベビーたち、そしてまー坊、カイ、家族みんな頑張った。
職場のみなにも助けてもらった。互いの両親にも助けてもらった。
皆で支えた命。みんなでおめでとう。

そして、巣で待つ燕太郎に「お先に」と伝えた。