田万川散歩

都会に伝えたい田舎の空気

さんにん

2013年06月05日 01時46分59秒 | 日記


週末の遠足は超筋トレ。

歩きのタフさでは定評のあるまー坊だったが、スタートから抱っこをせがみ
結局、かなり高低差のある2キロの遠足コースを自分の足でわずか1mも歩くことなく
父親の腕の上で過ごしたのです。
僕の肩と腕は悲鳴をあげていた・・・

写真では弁当を食べているかのようだが、結局僕の2時半起きの弁当にこの坊主は
手をつけることなく、僕が処理することに。

と、散々ながら思い出深い、初遠足。

そのまま僕らは妻の入院先へ向かった。

妻のおなかはもう人間の限界というべき、ぱんっぱん。
よくこの腹でいられるもんだと感服する。
2週間ぶりの再会にまー坊も少し戸惑い気味。喜びを素直に表現できていないよう。
天気も生憎だったので、外泊許可ももらい、「湯田温泉」という病院近くの温泉街にて
宿をとった。

山口と津和野という駅の間を、夏の間だけ観光用のSLが走る。
本物を間近にみると、やはりかっこいい。鉄道ファンではないが、かっこいい。
宿の方にきいて、穴場の秘境駅を教えてもらい、無人駅のホームに入って堪能することができた。
「ぷぉぉーーーっ!!!」と急に轟いた大きな汽笛にまー坊は驚き、必死の形相で走りよってきた。

時間はあっという間に過ぎ、また別れのとき。
まー坊は眠気のせいか、リアクションは薄かったが、やはりさみしさがにじみ出ていた。
起きたての「かぁか?」と母親を探す姿は本当に切ない。

今度こそ、最後の“3人旅行”となった。
次に妻に会うときは、家族が増えるときだ。