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RC-NET(レイプクライシス・ネットワーク) BLOG.

RC-NET STAFFによる、日常の些細な出来事から、お知らせまでいろいろなぶろぐ。

フェス協力企業さん紹介(オンデマン.net)

2010-12-26 22:02:25 | スタッフ日記
レイプクライシス・フェス2011~手放しちゃおうぜ、暴力なんて~について、
オンデマン.netさんに、印刷物についてのご協力のお申し出いただきました!
ありがとうございます。

他にも、レイプクライシス・フェスではあらゆる方々からのご協力をいただきながら、
大阪という地で、
私たち市民の思いで、
このイベントを作っていきたいと思っています。

金銭的にというだけじゃなく(もちろん、それは大々歓迎ですが)、
様々な形で、多くの方に関わっていただきながら出来れば、と思っています。
ぜひ、みなさんご協力ください。



オンデマン.net様、ありがとうございます!!

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オンデマン.net

住所:
〒537-0001 大阪市東成区深江北1ー6ー20

電話番号:
06-6972-1895

FAX:
06-6972-2725

メール:
info@ondeman.net

ホームページアドレス:
http://www.ondeman.net/

協力内容:
印刷物製作

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おとなたちの隠れ家会議

2010-12-23 10:30:49 | スタッフ日記
西成で、まちづくりや雇用促進事業など多面的に活動されている、株式会社ナイスさんからのお知らせです。
ご興味おありになる方はぜひチェックしてみてください!!


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「おとなたちの隠れ家会議」第3弾を2011年1月14日に開催します。
先着25名までの予約制です。
ぜひ、みなさんの参加をお待ちしています。
食事の準備の都合もございます。お手数ですが予約は必ずお願いします。

「おとなたちの隠れ家会議」とは?
 私たちに身近な問題を私たち自身の課題とし、毎月一度テーマを決め、�ナイス/楽塾が主催する「美庵」恒例講座を企画してみようという試みです。壇上と聴衆という図式から離れ、簡単な飲食をしながら、ラウンドテーブルな位置から問題を発していきたいと考えています。

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「おとなたちの隠れ家会議」Part3

●テーマ
「都市と家族 ー絆という幻想ー」
 子育てに自信がないと、悲惨なDVによって幼い子どもたちの命を奪う両親たち、身勝手な行動で、子どもたちの生命を簡単に失わせる自覚のない親たち。一方で、高齢者の行方不明が相次ぎ、実は家族が親の遺体を遺棄し、年金や遺族年金を詐取して何十年をも隠匿し続けていることがわかる。両親や家族の眠る家屋に放火し取り返しのつかない被害を与え、自らの怒りの基を親に返す。血統という絆を結んでいるかに見える家族というカタチが、実は酷薄な現実を見せつける。私たちが想像する家族というイメージは、それほど不動でもなく、むしろ無常なものとして実感させてくれる。家族という幻想を棄て、自立を養い、老後の単身生活を豊かに生きるための演習をはじめる必要がある。
●日時
 1月14日(金)18:30~21:00
●ゲスト
 中島 玲子 氏(尼崎市健福局児童福祉部こども家庭支援課)
●ファシリテーター
 冨田 一幸 氏(�ナイス代表取締役)
●料金
 3,000円(晩ごはん・1ドリンク付)
●予約
 電話:090-6551-4214佐々木まで(予約制・先着25名)
 メール:rakujuku★nice.ne.jp
 ★を@に変更してください。

寒い寒い

2010-12-22 09:59:16 | スタッフ日記
寒い寒いと呟きながら、
マフラーを首から離した瞬間に風邪を引いたような気持ちになり、
東に歩みゆけば風に倒れ、
西に歩めば雨に打たれる、
南に暖あれば走りゆき、
北に布団あればモグリゆく。
そういうものに、私はなりた・・・・くもない。

寒さに強い体が欲しい、今日この頃です。

この数日、何が忙しいのかは不明ですが、
あわあわと、せかせかと動いています。
これが師走のパワーでしょうか。
師走だから、忙しいのでしょうか。
一体、なんなのでしょうか。

一つ、思うところ、
「寒い」と呟きすぎて、なんだか口が疲れています。
私は、この調子で冬を生き抜けるのでしょうか。まだまだ長い気がするのだけど。
なんで冬って長いんですかね。
基本冬ですよね、四季とか言いながら日本。
春も秋もサラッと過ぎるし、
なんだかんだと夏も短いし、
冬ですよね、基本日本て。

もうここまでくると完全な愚痴ですね。
だからどうしたレベルです。

今日はこれから、京都に行くことになっているのですが・・・
また大阪より寒い場所に!

でも、なんですかね、
偉いな、なんて思っちゃうわけです。
こたつから抜け出すことが出来る自分に。笑。


外に出ないと、見えない風景が、ありますからね・・・・。




----<RC-NETからのお知らせ>---------------------------------------

「“性暴力”についてのあなたの想い」を募集しています。
詳しくは、こちらまで。


レイプクライシス・フェス2011夏 パンフレット広告募集しています。

詳しくは、こちらまで。

姿勢

2010-12-21 00:46:45 | スタッフ日記
レイプクライシス・ネットワーク、
その名の通り、性暴力被害者支援がこの組織(?)の確たるミッションなわけなのだけれども、
それは一体なんなのか、
果たして、何をもってして支援と言うのか、実のところ私にはよく、分からない。

何がその人のためになるのか、
何が、この社会から性暴力というものを減らす、確たるところ無くしていく、ということに繋がるのか、
それを全てにおいて実践した人がいない以上、これが正解だと胸を張って言える人は、
いないのではないかと思う。

私がRC-NETの前身であるレイプクライシス・サバイバーズネット関西(RCSNK)という団体に出会ったのはもう9年近く前になる。
この団体を見て来て、すごいなと思っていたところは、
伝えている事は結構ヘビーな内容だたりするのだけれども、
何かを責める、という空気感を出していないところだったと思う。
今、この目の前にある、存在するサバイバーに対して語っているんだ、というところが、
私がRCSNKのスタンスにおいて一番好きなところだ。

予防であるだとか、
撲滅であるだとか、
そういうことは語らない。
なぜなら、それは被害者が考えることではないからだ、という一貫した姿勢があった。
なくそうとか遭わないように、だとか言われたら、
すでに、被害にあって、今ここにいる自分が、なんだか悪い気がするじゃない。
少なくとも私なら、そう思う。
あってしまってごめんなさい、と。

でもそんなことはないのだから。
絶対にないのだから。

当事者への語りかけと、
社会(加害者を含む)への働きかけは、
まるで別物だ。
支援というものに片足のつま先程度足を突っ込んでいる私にとっては、
両方を自分の手段として持ってはいるけれど、そこのところはいつも気をつけようと思っている。


そしてこの数年の間で、一番思ったことは、
なんらかのカテゴリーに人を分けて、出会う前から排除してしまうことの、
“つまらなさ”。
男だからだとか、女だからとか、
セクシャルマイノリティーだからとかなんだかんだ。
いい人はいい。
おもろい人はおもろい。
それを逃すのはもったいない、ということ。

そして、その人たちと一緒に、闘うのではなく、
楽しむのだ、ということ。
自分たちがえぇなと思う社会を作っていきたいねと言っているのだから、
私はその過程はもちろん楽しいものだと思う。

というより、闘ったあげく、
疲れたからもうそんなことやめましょ、というのが、
今なのかもしれない。

穏やかに、緩やかに、おもしろく。

このブログでも何回か言っているように、性暴力は“暴力”だ。
あらゆる暴力の根底にあるものと、きっかけは同じ。
その根底がある限り、性暴力はなくならない。

いじめはなくならない、という。
戦争はなくならない、という。
もしそうなのであれば、きっと世界から性暴力は無くならない。

ただ、一つだけチャンスはある。
いじめを私がしないこと。
私が、戦争をしないこと。
私が、人を殺さないこと。
私が、人をレイプしないこと。

私が、暴力を手放すこと。

その気軽さを、
みんなと分け合うこと。

少しずつ、少しずつ、広めていくこと。


大きな視野で考えずとも、
今ここにある、自分の生き方の問題でしかない。

どう生きたい?
その質問に、いつもワクワクして答えられるような自分でありたい。

少しずつ、へたれでもいい、緩やかに、おもろいことをしたい。

なんて、やればできるやつなのか、と。

2010-12-20 02:22:37 | スタッフ日記
思いたい。

笑。


先日、知人にオススメ漫画を聞かれ、もちろんな勢いで、
宇宙兄弟をオススメし、
帰宅後宇宙兄弟の作者、小山宙哉さんのモーニング処女作(ジジジィ、だったかな・・・)
ハルジャン を読んだ。

ハルジャン (モーニングKC)
小山 宙哉
講談社


天真爛漫・明るい高所恐怖症高校生ハルが、
学校で流行ってる屋上ダイブを通してスキージャンプに出会い、
ジャンパーとしての道を歩み出すお話。

お前ら発想が小さいよ。
宇宙規模での眼でみたらなぁ、
俺が今飛ぼうとしてる距離なんて、

もはやゼロだよ。


とかデカイ事を言いつつ、
1メートル弱の“隙間”に怯えて、きゃぁぁぁぁ!と悲鳴を上げつつジャンプ出来ないハル。

おれはやれば出来る、
やらないだけ、
本気だせばやれる、
と、“口だけ”なハル。

ある人との出会いから、
これまで見ないで来たそんな自分を知り、
そんな自分を、俺も嫌いだ、と思い、
飛ぶ。

“誰も知らない半径数メートル内で起きた大事件。 俺、飛べた!”
っていう台詞が大好き。

宇宙からじゃ、たいしたもんは見えなかった、っていうよな台詞も好き。


視野を拡大しすぎたら、
何に焦点あててるのか見えなくなることがある。
全体は見えるけど、
自分がどこにおるのかわからなくなることがある。


やれば出来るんだ、と言うよりは、
やれば出来たんだ、と言いたい。

その為に、半径数メートルで、
自分にとっての大発見をしたい。
誰が見ていなくても、
心からガッツポーズしちゃうような、く~~~!っと嬉しい感じの喜びが欲しい。

そのためには、
まず、やるしかない。

諦めるなんていう案はない。


その奥に、
喜びがまっているのであれば。

その奥に、
なりたい自分がいるならば。


その奥に、
悲しみはを解き放つ瞬間が、あるのであれば。