先日、論文を読んでいたら
floccinaucinihilipilification
という語に出会いました。
なんだなんだ!この長ったらしい単語は!?
単語の意味は、「無価値化する」ということらしいですが、
その後に、「この単語は、オックスフォード英語辞典で最も長い」
と書かれてありました。
私は今まで、
supercalifragilisticexpialidocious
が最も長い単語だと思っていました。
メリー・ポピンズの映画に出てくるおまじないの言葉で
いやなことを忘れるために使う呪文です。
ところが、これは、英和辞典には載っていますが
英英辞典には載っていないのですね。
ちゃんとした言葉ではないからでしょう。
広辞苑に
「寿限無寿限無、五劫の擦り切れ(ず)、
海砂利水魚の水行末、雲来末、風来末、
食う寝る処に住む処、
やぶら小路ぶら小路(藪柑子とも)、
パイポパイポ、パイポのシューリンガン、
シューリンガンのグーリンダイ、
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの
長久命の長助」
が載っていないのと同じでしょう。
(「寿限無」の説明の中に記載されてはいます。)
さて。
本当にこれが英語辞典に載っている最長の単語なのかな?と思って、
ネットで調べてみましたところ、
長い単語自体は他にも色々あるようでした。
http://www.akatsukinishisu.net/kanji/longword.html
専門用語や造語も含めて、紹介されています。
しかし、専門用語や造語は、普通の英英辞典には載っていません。
それらを除くと、
「教会への国家的援助撤廃に対する偽りの反対」を意味する
pseudoantidisestablishmentarianism (34字)
が最も長い単語のようです。
ですが、これは、
antidisestablishmentarianism に
pseud-(偽の)をつけた派生語であり、
さらにantidisestablishmentarianismは、
disestablishmentarianismに
「反」を意味するanti-という接頭辞がついた単語です。
disestablishmentarianismは
establishmentarian「(イングランド)国教会の」に
「主義」を意味する-ismという接尾辞と
「不、非、無」を意味するdis-という接頭辞がついたものでしょう。
英英辞典には、
disestablishmentarian(21文字)および
establishmentarianism(21文字)は載っていました。
となると、やはり、
floccinaucinihilipilification
が純粋な単語としては一番長いといっていいのでしょう。
これは、ラテン語のflocci, nauci, nihili, pili
(「ほとんど価値のない」を意味する)を語源とし、
「~化する」を意味する-ficationという接尾辞が
ついた言葉のようです。
#英英辞典にはこのことが書いてあったのですが、
私のもっている語源辞典には、この単語は載っていませんでした。
…あれ?接尾辞つくの?と思って、それを省いた
floccinaucinihilipilify(23文字)をひいてみましたが、
そのような単語は載っていません。
floccinaucinihilipilificationについては、
-ficationも加えたこの29文字で一単語として
認識されるようです。
ちなみに、広辞苑に載っている一番長い日本語は、
リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ(竜宮の乙姫の元結の切り外し)
という単語だそうです。
http://albertus.exblog.jp/6961350/
そういえば、昔、誰か作曲家か何かで
本名がやたらと長い人がいたなあ…なんて思い
記憶をめぐらせています。
モーツァルトだったかな?と思って調べたのですが
彼の本名は言わずと知れた
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
(Wolfgang Amadeus Mozart)
彼は確かに長い名前ももっていますが洗礼名で
ヨハンネス・クリュソストムス・ヴォルフガングス・
テオフィールス・モーツァルト
(Johannes Chrysostomus Wolfgangs Theophilus Mozart)
だそうです。
私の記憶では、確か、本名だったと思うのです。
代々のファミリーネームがやたらと連ねられていた…
本の3行くらいにわたって書かれていた気がします。
誰か分かったら教えてくださいm(_ _)m
floccinaucinihilipilification
という語に出会いました。
なんだなんだ!この長ったらしい単語は!?
単語の意味は、「無価値化する」ということらしいですが、
その後に、「この単語は、オックスフォード英語辞典で最も長い」
と書かれてありました。
私は今まで、
supercalifragilisticexpialidocious
が最も長い単語だと思っていました。
メリー・ポピンズの映画に出てくるおまじないの言葉で
いやなことを忘れるために使う呪文です。
ところが、これは、英和辞典には載っていますが
英英辞典には載っていないのですね。
ちゃんとした言葉ではないからでしょう。
広辞苑に
「寿限無寿限無、五劫の擦り切れ(ず)、
海砂利水魚の水行末、雲来末、風来末、
食う寝る処に住む処、
やぶら小路ぶら小路(藪柑子とも)、
パイポパイポ、パイポのシューリンガン、
シューリンガンのグーリンダイ、
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの
長久命の長助」
が載っていないのと同じでしょう。
(「寿限無」の説明の中に記載されてはいます。)
さて。
本当にこれが英語辞典に載っている最長の単語なのかな?と思って、
ネットで調べてみましたところ、
長い単語自体は他にも色々あるようでした。
http://www.akatsukinishisu.net/kanji/longword.html
専門用語や造語も含めて、紹介されています。
しかし、専門用語や造語は、普通の英英辞典には載っていません。
それらを除くと、
「教会への国家的援助撤廃に対する偽りの反対」を意味する
pseudoantidisestablishmentarianism (34字)
が最も長い単語のようです。
ですが、これは、
antidisestablishmentarianism に
pseud-(偽の)をつけた派生語であり、
さらにantidisestablishmentarianismは、
disestablishmentarianismに
「反」を意味するanti-という接頭辞がついた単語です。
disestablishmentarianismは
establishmentarian「(イングランド)国教会の」に
「主義」を意味する-ismという接尾辞と
「不、非、無」を意味するdis-という接頭辞がついたものでしょう。
英英辞典には、
disestablishmentarian(21文字)および
establishmentarianism(21文字)は載っていました。
となると、やはり、
floccinaucinihilipilification
が純粋な単語としては一番長いといっていいのでしょう。
これは、ラテン語のflocci, nauci, nihili, pili
(「ほとんど価値のない」を意味する)を語源とし、
「~化する」を意味する-ficationという接尾辞が
ついた言葉のようです。
#英英辞典にはこのことが書いてあったのですが、
私のもっている語源辞典には、この単語は載っていませんでした。
…あれ?接尾辞つくの?と思って、それを省いた
floccinaucinihilipilify(23文字)をひいてみましたが、
そのような単語は載っていません。
floccinaucinihilipilificationについては、
-ficationも加えたこの29文字で一単語として
認識されるようです。
ちなみに、広辞苑に載っている一番長い日本語は、
リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ(竜宮の乙姫の元結の切り外し)
という単語だそうです。
http://albertus.exblog.jp/6961350/
そういえば、昔、誰か作曲家か何かで
本名がやたらと長い人がいたなあ…なんて思い
記憶をめぐらせています。
モーツァルトだったかな?と思って調べたのですが
彼の本名は言わずと知れた
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
(Wolfgang Amadeus Mozart)
彼は確かに長い名前ももっていますが洗礼名で
ヨハンネス・クリュソストムス・ヴォルフガングス・
テオフィールス・モーツァルト
(Johannes Chrysostomus Wolfgangs Theophilus Mozart)
だそうです。
私の記憶では、確か、本名だったと思うのです。
代々のファミリーネームがやたらと連ねられていた…
本の3行くらいにわたって書かれていた気がします。
誰か分かったら教えてくださいm(_ _)m