朝、起きたときに、ひらめきました。
前回のブログで解けない、と書いてた部分についてです。
話を簡単にするために、例えば当たる確率が1/10とします。
具体的には、●○○○○ ○○○○○ といった玉が
箱に入っていて、その中から●を引き当てる確率ということです。
たとえば、5人目で当たるとする場合、当たる確率の推移は、下記の通り。
1人目:当たる確率 1/10→はずれると残りの玉は9個
2人目:当たる確率 1/9 →はずれると残りの玉は8個
3人目:当たる確率 1/8 →はずれると残りの玉は7個
4人目:当たる確率 1/7 →はずれると残りの玉は6個
であるため、
5人目:当たる確率 1/6 となっていきます。
この場合、明らかに、最初の1人よりも2人目、3人目に
なるにつれて、当たる確率が増えていきます。
*とった玉を箱に戻すというやり方であれば確率は
何人目になっても1/10のままで変わらないけど、
宝くじの場合、元に戻されることはないので
この論でいきます。
となると、多くの人が並んでいる箱に並んでチャレンジするのと
1,2人しか並んでいない箱にチャレンジするのとでは、
やはり前者の方がよいように思われます。
なぜなら、前の人がはずれれば、
1/6,1/5,1/4のように、当たる確率が高い位置で
チャレンジすることができるからです。
それに対して、並んでいる人が少なければ、1/10,1/9の
位置しかとることができないと思われます。
ただし、ここで注意しなければならないのは、
1/6,1/5のように、当たる確率が増えていくには
それまでの人々が連続して外れなければならないという条件が
付加されるということです。
たとえば、先の例でいうと、
1人目:当たる確率 1/10→はずれ となる確率=9/10
2人目:当たる確率 1/9 →はずれ となる確率=8/9
3人目:当たる確率 1/8 →はずれ となる確率=7/8
4人目:当たる確率 1/7 →はずれ となる確率=6/7
5人目:当たる確率 1/6 →当たり
のように、5人目が1/6の確率であたる位置を得るには、
それまでの4人が連続してはずれている確率
9/10 × 8/9 × 7/8 × 6/7 = 3024/5040
すなわち、3/5 を乗ずる必要があると考えられます。
結果、5人目が当たる確率は、3/5 × 1/6 = 3/30
なんと驚きの1/10のままではありませんか!!
鮮やかな数値です。。。
となると、やはり、何番目に並んでいても、結局確率は変わらない、
と考えられます。
…文体をそろえるため冷静に書いてはいるけど、
今、ちょっと興奮中だったりします。。。
連続してはずれる確率を乗算しなければならない
ということだけ閃いていただけで、
実際に計算してみたのは今がはじめてで、
結果がこうなるとは実は予測していませんでした。
では、ついでに検算しましょう。
6人目で当たる確率 1/5については?
これもそれまでの5人が連続してはずれていなければならないため
1/5に、15120/30240=1/2 を乗算します。
やはり、1/10のままです。
おおー。
そういうことだったのかー。
つまり、やはり、客の回転を考慮しても
確率論的には、どの売り場でも当たる確率は変わらないってことね!
ということで、昨日の仮説:
【当たりの出る宝くじ売り場は、分母(買う人数)が増えることで
分子(当たった人数)が増えているだけであり、
決してそこで当たりが出やすいという訳ではない。
「当たりやすい」というのは、客がそこに並ぶことで
成立している現象である。】
は、支持されました。
と、個人的には思っております。
とりあえず、自分の中での疑問は解消しました。
もし、何か手落ちがございましたら、教えてください。
前回のブログで解けない、と書いてた部分についてです。
話を簡単にするために、例えば当たる確率が1/10とします。
具体的には、●○○○○ ○○○○○ といった玉が
箱に入っていて、その中から●を引き当てる確率ということです。
たとえば、5人目で当たるとする場合、当たる確率の推移は、下記の通り。
1人目:当たる確率 1/10→はずれると残りの玉は9個
2人目:当たる確率 1/9 →はずれると残りの玉は8個
3人目:当たる確率 1/8 →はずれると残りの玉は7個
4人目:当たる確率 1/7 →はずれると残りの玉は6個
であるため、
5人目:当たる確率 1/6 となっていきます。
この場合、明らかに、最初の1人よりも2人目、3人目に
なるにつれて、当たる確率が増えていきます。
*とった玉を箱に戻すというやり方であれば確率は
何人目になっても1/10のままで変わらないけど、
宝くじの場合、元に戻されることはないので
この論でいきます。
となると、多くの人が並んでいる箱に並んでチャレンジするのと
1,2人しか並んでいない箱にチャレンジするのとでは、
やはり前者の方がよいように思われます。
なぜなら、前の人がはずれれば、
1/6,1/5,1/4のように、当たる確率が高い位置で
チャレンジすることができるからです。
それに対して、並んでいる人が少なければ、1/10,1/9の
位置しかとることができないと思われます。
ただし、ここで注意しなければならないのは、
1/6,1/5のように、当たる確率が増えていくには
それまでの人々が連続して外れなければならないという条件が
付加されるということです。
たとえば、先の例でいうと、
1人目:当たる確率 1/10→はずれ となる確率=9/10
2人目:当たる確率 1/9 →はずれ となる確率=8/9
3人目:当たる確率 1/8 →はずれ となる確率=7/8
4人目:当たる確率 1/7 →はずれ となる確率=6/7
5人目:当たる確率 1/6 →当たり
のように、5人目が1/6の確率であたる位置を得るには、
それまでの4人が連続してはずれている確率
9/10 × 8/9 × 7/8 × 6/7 = 3024/5040
すなわち、3/5 を乗ずる必要があると考えられます。
結果、5人目が当たる確率は、3/5 × 1/6 = 3/30
なんと驚きの1/10のままではありませんか!!
鮮やかな数値です。。。
となると、やはり、何番目に並んでいても、結局確率は変わらない、
と考えられます。
…文体をそろえるため冷静に書いてはいるけど、
今、ちょっと興奮中だったりします。。。
連続してはずれる確率を乗算しなければならない
ということだけ閃いていただけで、
実際に計算してみたのは今がはじめてで、
結果がこうなるとは実は予測していませんでした。
では、ついでに検算しましょう。
6人目で当たる確率 1/5については?
これもそれまでの5人が連続してはずれていなければならないため
1/5に、15120/30240=1/2 を乗算します。
やはり、1/10のままです。
おおー。
そういうことだったのかー。
つまり、やはり、客の回転を考慮しても
確率論的には、どの売り場でも当たる確率は変わらないってことね!
ということで、昨日の仮説:
【当たりの出る宝くじ売り場は、分母(買う人数)が増えることで
分子(当たった人数)が増えているだけであり、
決してそこで当たりが出やすいという訳ではない。
「当たりやすい」というのは、客がそこに並ぶことで
成立している現象である。】
は、支持されました。
と、個人的には思っております。
とりあえず、自分の中での疑問は解消しました。
もし、何か手落ちがございましたら、教えてください。