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中間玲子のブログ

仕事のこととか日々のこととか…更新怠りがちですがボチボチと。

三原則情報&クイズ

2011-03-24 15:35:17 | 東北関東大震災
昨日紹介した「東北地方太平洋沖地震と心のケア」のページに
三原則が追加されました。

こちらから→被災地に入る援助者の方はまずこちらをお読みください
   1.ケアは継続できる人が行うこと
   2.感情表現は害になることも
   3.アフターフォローのないアンケートは禁止
時間がなくても、とりあえず最低限これだけは守って!と
いう感じで書かれています。心理的支援に行かれる方は是非。

さあ!今日も引き続き、がんばろう!!

ところで、「日本のために元気になれるお話を!」と、
オランダの研究仲間がネットワークにと呼びかけてくれていました。
彼女のネットワークのおかげで、
お話サイトがいくつか紹介されてきました。

その中のお話から、クイズを作ってみました。
(原文はこちらのページ、最初のお話です。
 短いという理由だけで選んでみました。
 真偽のほどはともかく、他にも、へえ~と思う話が色々掲載されています。
 ※かなり意訳して書いていますのでご容赦を。)

◆英国航空機内であった本当の話
ヨハネスバーグからロンドンへ向かう飛行機の機内。
50歳くらいの白人女性が、黒人男性の隣に座っていた。
彼女は明らかにそれをいやがっており、CAを呼んで言った。
「何この座席?黒人の隣に座らせるなんて。
 こんな嫌な人の隣になんて座りたくない!席を変えて頂戴!」

CAは席を調べて言った。
「申し訳ありません。すべてエコノミーは満席になっているんです。
 あいにくビジネスも満席で、
 ファーストクラスが1席あいているだけなんです」

女性はすかさず何か言おうとしたが、CAはそれを遮って続けた。
「エコノミーからファーストへの席の移動は通常できないんです。
 ですが、このような事情ですので、
 そんなにお嫌なら申し訳ありませんからと機長が申しております。」

女性は言った。
「               」

他の乗客たちはこの一連の出来事にショックを受けていたのだが、
思わず立ち上がって拍手を送った。

女性はなんと言ったでしょう?

パッチ・アダムスからのメッセージ

2011-03-23 13:53:03 | 東北関東大震災
東京学芸大学の小林正幸教授によると、
パッチ・アダムスから以下のようなメッセージが届いたそうです。

「君と日本にいる全ての君の友だちに、私は愛を送るよ。
いつだって、君と君の全ての友だちのことを、私は考えているんだ。
私たちが、君と君の友だちを一人ずつ、皆をハグすることができたら、
どれだけ素晴らしいことだろうって思う。
考えてほしい。私の両腕がぐーんと伸びて行くんだ。
太平洋を越えて、そして、日本を包むように一つの大きなハグを作るんだ。
日本・・・君たち、・・・つまり日本全体を、私は愛している」


このメッセージが掲載されているサイトは、
「東北関東大震災特設 教師のためのメール相談」というものです。

現地では、さまざまな心の問題が起こってきています。
特に子どもの反応を見て、どうしたらいいか、
戸惑っている方もいらっしゃるでしょう。
上記サイトの「被災地で先生ができる子どものこころのケア」では、
その辺りのことが分かりやすく説明されています。

日本心理臨床学会も、兵庫教育大学冨永良喜教授を委員長とする
支援活動委員会を立ち上げ、
東北地方太平洋沖地震と心のケアのページで
情報発信を行っています。

◆災害と子どもの心のケア
◆教師・心理職等(対人援助職)のみなさんへ
◆避難所での生活支援と心のケア
など、避難生活を送る方にも支援に当たる方にも有用な情報が提供されています。

漠然とした不安につぶされないために

2011-03-22 12:57:49 | 東北関東大震災
岡山にすむ友人から、
「漠然とした不安につぶされないための考え方の一つとして有効かもしれない」と、
この記事を紹介してもらいました。

要点を抜粋しますと・・・

「漠然とした心配のこと」

「相手の言うとおりにしておけばよかったのではないか?」とか、
「このまま当直を続けると大変な事態になるんじゃないのか?」とか、
予測の出来ない何かが頭をよぎると、そこから先の疲労感が一気に増える。

漠然とした心配というものは、それを心配しても仕方がないどころか、
心配することは、しばしば害悪でもあって、
心配しなくてもいいことを心配しすぎて、
潰れてしまう人も多いのだと思う。

何かの願望を抱いてしまうと、「漠然とした心配」がセットでやって来る。
願望を抱かないこと、その代わり、その先にある確実な結末、
「想定される最悪はそこまで最悪じゃない」ことを知ることで、
覚悟というものが少しだけ定まるのだと思う。


ここでいう「願望」とは、これまで使っていた「希望」とは
ちょっと意味が違っています。

「きっと乗り越えられる」という「希望」に対し、
「こうあってほしい」「こうだったらいいのに」という「願望」は、
「もしそうでなかったら…」という「漠然とした心配」と双子だというわけです。

さて、これは、人間の「思考」に関する問題です。

漠然とした不安や心配が広がると、私たちは平時のように
判断することができません。
そして平時でさえも、私たちは現実をありのままに
とらえることなどできていません。
それが人間の認知のしくみであり、思考のプロセスです。

日本心理学会日本社会心理学会など、
心理学諸学会が、このたびの震災に関するネットワークを作っています。

特に、こちらのページには、
上記のような「認知の仕組み、思考のプロセス」に
関する話が色々と紹介されています。

読みやすいと思われるものを下記にピックアップしますね。

ネットで情報収集する際に注意したいこと
小林哲郎氏(国立情報学研究所)
→人間がネットで情報収集を行う時、
 どのような事態が起こっているか、何に注意すべきか。

非被災地のための社会心理学(3)期待確証
藤島喜嗣氏(昭和女子大学人間社会学部准教授)
→先入観を避けようときちんと確かめようとすることや、
 冷静であろうと多くの情報を集めようとすることが、
 かえって先入観を確証・強化してしまう可能性があることについて。

非被災地のための社会心理学(2)社会的証明
藤島喜嗣氏(昭和女子大学人間社会学部准教授)
→私たちの判断過程においては、
 他者が何を正しいと考えているかに基づいて、物事の正しさを判断する
 という原理が働くということについて。

噂に惑わされないために
竹中一平氏(岡山短期大学幼児教育学科専任講師)
→噂とは何か、なぜそれがどのように広がるのか。
 それに惑わされないにはどうすべきか。

こんなときにも教育者4
飛田操氏(福島大学人間発達文化学類教授)
→噂がなぜ、どのように変容してしまうのか。

これからも、漠然とした不安や心配が日本に漂うでしょう。
前の3点は自分の理解の現状を確認するために、
後の2点は自分がデマやパニックの加担者にならないために、
是非、皆さんに読んでおいてもらいたいです。

江戸時代のロビンソン・追補

2011-03-20 09:00:04 | 東北関東大震災
☆大阪の友だちより

先日書いた、「江戸時代のロビンソン」記事について:
記憶だけに頼って書いたものなので補足します。
本の名前は『江戸時代のロビンソン 七つの漂流譚』岩尾龍太郎著 です。
生き抜くという強い信念と工夫の大切さ、
また、うまくリーダーシップをとれる人の存在、
そういうものが重要だったようです。
避難所でも、似たところがあるかと思います。
少しずつでも意欲や勇気を出してもらえたらと思います。

チリ落盤事故リーダーからのメッセージ

2011-03-19 23:50:44 | 東北関東大震災
兵庫の友だちが紹介してくれた記事より

 私が地下700メートルで体験したことと、
大地震や津波で被災した日本の方々の経験は、全く違いますが、
両方ともひどく困難で、極度につらい点では共通しています。

 悲劇から抜け出すには、希望と、信仰を持ち続けることです。
これほどの逆境にもかかわらず、日本の方々が、
希望を持ち続けていることがテレビを見ていて分かります。
日本人は偉大で、前に進むことが出来ると信じています。

 私は今、あの地下での出来事は忘れようとしていますが、
全てを忘れ去るのは無理です。

 地上との連絡が取れず、次に何が起きるのか分からなかった時期が、
最悪の時でした。
常に希望を持ち続けるのは難しかったが、
それでも希望を全く失うことはありませんでした。
危機的な状態でしたが、そこから多くを学び、
世界中の人々の助けで乗り越えられました。

 生き抜くための「鍵」は、どんな時も、
希望を持ち続け、闘い続けること。
団結し、生きることをあきらめないこと。
ニュースを見ていると、日本人は、これを実践していると思います。
また、一からやり直せばいいのです。

 困難を克服するのに、外部からの助けは欠かせません。
知っている人からの助けも、知らない人からの助けも大切なのです。
「一人ではない」「他の人々に大切に思われているんだ」と感じられるからです。

 私たちに起きたのと同じことが、日本でも起きるでしょう。
日本の方には、大変な力強さがある。
世界中の人々も、手を差し伸べています。

 33人のリーダーとして、被災された日本の皆さん一人ひとりに、
我々からの温かい言葉を伝えたい。

 楽観的になって下さい。決して、希望を失わないで下さい。
私たち33人の魂も、世界の多くの人々の魂も、
つらい思いをしているあなた方に寄り添っています。
(サンパウロ=平山亜理)


救助された人々

2011-03-19 13:26:46 | 東北関東大震災
2011年3月18日 22:30 ニュース
地震発生から5日目の15日、壊滅的な被害を受けた福島県南相馬市で損壊した自宅から
全盲の78歳の女性が救助されていた。16日に、福島県警察本部が明らかにした。

2011年3月19日12:16 ニュース
陸上自衛隊によると、宮城県北部沿岸部の気仙沼市本吉町で19日、
若い男性が救助されたとの情報が入った。

2011年3月19日 07:00までに、警察庁、防衛省、海上保安庁、消防庁によって
救助された人の数の合計は、26,749名。
緊急対策本部資料より)
この数字がどんどん伸びていって欲しいです。
これからも少しでも多くの方が救出されますように・・・

またその資料によると
117ヶ国・地域及び29国際機関が支援意図を表明(18日09:00現在)
現在10の国・地域の救助隊(救助隊員、救助犬など)が活躍中。(19日07:00現在)
援助物資も続々と到着しています!

変わらず日本中・世界中が応援し続けています!!

手元に残ったもの

2011-03-18 12:02:45 | 東北関東大震災
☆兵庫県の友人より紹介された記事より
(神戸女学院大学内田樹教授の話から、震災体験者としての言葉を抜粋・転載)

被災経験から言えることは、被災者は「失ったもの」を数えないこと。
命あってのものだねだと、「手元に残ったもの」を数え上げてみる。
希望を持つ。
希望を持っている人間はしのげる。
そして最後は人情にすがる。
16年前、人の情が身にしみた。

Go! 石油!!

2011-03-17 21:49:05 | 東北関東大震災
ニュースによると、
石油が西日本からも東北地方に向かうみたいですね。
物資がいっぱいあるのに
燃料不足でなかなか避難所に届かないっていうニュースが続いていたので、
これで少しでも解消されたら。。。少しでも届いてくれたら、と思います。

石油トラック、がんばって!

この寒さや飢えに震えている人たちがいるところに、
そして、ぜひ、なんとかして原発のあるところにも届けて欲しいです。
荷物の積み卸し程度は問題ないと、
広島大学の先生がさっきNHKニュースで説明していました。
もちろん、原発関係は、今、何が真実かわからない、あるいは
一瞬前の真実と思えたことが事態の変化で一瞬後には誤りになってしまう、
そんな状況だとは思いますが、
ただ、そこに人々がいるのだけは揺るぎない真実・・・。

昨日から、ここ兵庫県でさえ雪です。
東北の真冬並みの寒さ、、、健康面でも心配。。。

その現状を少しでも救うべく、

さあ、

石油、

お行きなさい!!!!!

ドライバーさん達も身体に気をつけてくださいね。

江戸時代のロビンソン

2011-03-17 12:15:33 | 東北関東大震災
☆大阪の友人より

極限状態に陥ったことがない自分に何が言えるだろうと考えてしまいます。
でも、少し前に読んだ本『江戸時代のロビンソン』には驚かされました。
江戸時代、漂流事故が多かったらしいけど、
中には、伊豆諸島の鳥島(平地もない火山島)に漂着して、
たった一人で七年間、その後また漂着した人たちと数年間生き延びた上で、
通りかかった舟に助けられた、という人もいたそうです。
火も土もない、岩だけの島で、ひたすらアホウドリを海水で洗って食べていたそうです。
鳥島への漂着は何度もあって、どれも壮絶で、帰った方法も、
中には流木を集めて舟らしきものをなんとか作って帰った例もあったそうです。
鳥島以外へも、漂流はたびたびあったそうですが、
どの事例でも、とにかく生きることへの強い執着を持った人だけが生き延び、
諦めた人はダメだったということが本を読んでわかりました。
大変な状況でも、絶対諦めず、希望を持っていることが重要なんだと思います。
自分にそんなことができるか自信ないですが、このことを思い出して、
苦しくても勇気を持たなくてはいけないと思っています。

福興=福島を復興すること

2011-03-16 22:57:27 | 東北関東大震災
☆福島に住む友人より

昨日、友人と復興ではなく福興しよう、と話し合いました。
いたずらに福島はもうダメだ、人が住めるところではなくなると
嘲るような人間もいるけど、わたしは福島を捨てるつもりはないし、
これからも住み続けるつもり。
絶対福興する!と思ってる人間がいるよー、って、
周りの人たちに伝えてもらえるとありがたいな。


負けない!

2011-03-15 19:53:44 | 東北関東大震災
地震の爪痕も癒えぬままに、原発事故の恐怖が重なり、
被災地の皆様の不安や精神的疲れもさぞかしだと思います。
遠くにいる私でも、心が折れそうになるような怖い情報の数々。
目に見えない放射能、原発のしくみの難しさ、錯綜する情報のため、
漠然とした恐怖が急速に広がってきているように思います。

でも、心は呑み込まれずに行きましょう!!

今日は、自分の心が恐怖に負けないための言葉を探してみました。
なんだか、私らしくない行動をしているようにも思いますが…
自分の心の中に広がる不安に負けないように、心を強くもつために…
被災地の方々には疲れが蓄積していると思われる中で、
がんばってとは言いづらいのですが、
でもやはり、無事でいること、自分の身体を守ること、
生き延びることを諦めて欲しくないのです。

-------------

■『超訳・ニーチェの言葉』(白鳥春彦)より
「ああ、もう道はない」と思えば、打開への道があったとしても、
急に見えなくなるものだ。
「危ないっ」と思えば、安全な場所はなくなる。
「これで終わりか」と思い込んだら、終わりの入り口に足を差し入れることになる。
「どうしよう」と思えば、たちまちにしてベストな対処方法が見つからなくなる。
いずれにしても、おじけづいたら負ける、破滅する。
相手が強すぎるから、事態が今までになく困難だから、
状況があまりにも悪すぎるから、逆転できる条件がそろわないから負けるのではない。
心が恐れを抱き、おじけづいたときに、自分から自然と破滅や敗北の道を
選ぶようになってしまうのだ。

人生最強の名言集より
恐怖で立ち止まってしまうような経験をする度に、力と勇気と自信が手にはいる。
(エレノア・ルーズベルト:アメリカ大統領夫人)
本当にころがつた者は起き上がる時は何か得をしてゐる。
(武者小路実篤:小説家)
困難は忍耐を生じ、忍耐は練達を生じ、練達は希望を生ず。
(『新約聖書』-ロマ書5章)
苦しみは人間を強くするか、それとも打ち砕くかである。その人が自分の内に持っている素質に応じて、どちらかになる。
(ヒルティ)
あきらめないこと。どんな事態に直面してもあきらめないこと。結局、私のしたことは、それだけのことだったのかもしれない。
(植村直己:登山家)
やがていつかは身も軽く、心楽しき朝が来よう。
(マーガレット・マナーリン・ミッチェル:作家)
今度も立派に乗り越えてみせるぞ。朝の来ない夜はないのだから。
(吉川英治:小説家)

■『なにもかも変わるとしても』(斉藤由貴)より
大丈夫 大丈夫 私はそんなに弱くない
弱くてもここで負けるほど情けなくない
大丈夫 大丈夫 信じることさえ難しく
果てしなく それでも全てに意味はあるもの
大丈夫 大丈夫 ひとつだけ約束するから
自分から 諦めることそれだけはしないよ(「うた」より)

生きるということ 挑むということ 
終わりない夢を見て 進むということ
生きるということ 拒むということ 
輝きと夢だけを 選ぶということ(「Dream」より)

■『DISCOVERY』(Mr.Children)より
閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて
きっときっとって 僕を動かしてる
いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしよう
もっと素晴らしいはずの自分を探して
胸に抱え込んだ迷いが プラスの力に変わるように
いつも今日だって僕らは動いてる
嫌な事ばかりではないさ さあ次の扉をノックしよう
もっと大きなはずの自分を探す終わりなき旅(「終わりなき旅」より)

---------

今でも十分がんばっている皆様に、
がんばれ!がんばれ!メッセージになりましたが、
それが今日の趣旨なのでお許しください。
(その決意で臨んだ割に、抽斗が貧しくてすみません・・・)

最後に、今回の震災に関する特設ページを立ち上げた糸井重里さんの言葉を借りて、
今がんばっている方々への気持ちもお伝えしたいと思います。

ほぼ日刊イトイ新聞より
余裕のある時だと、
リスクを最小限にして、なにかを成功に導く、
というようなことはいくらでもあります。
ちょっとでも危険があったら、
それは待とうとか、やめておこうという判断もできます。
でも、いまのような非常時では、
右に進んでも左に進んでも、大きなリスクがあります。
平常なときのような反対だ賛成だというレベルでなく、
生命に関わるような問題に、
どちらかの判断を下さなくてはならない‥‥。
ふだんは、気のいいおじさんだったり、
やさしいおとうさんだったりする人が、
リーダー役を引き受けて、
いまも、ひっきりなしにリスクをともなう判断をしてる。 
そのことを想像すると、ほんとうに
「お疲れさまです」と頭が下がります。

連絡事項あれこれ(2)

2011-03-14 12:20:30 | 東北関東大震災
今日は、特に、被災地以外の方に向けて・・・

■募金に関して
現在、私たちにできることといえば、
いつでも駆けつけられるように
それまでに自分の体調管理・仕事管理をしておくこと、
そして、やはり、募金です。

昨日、街頭で募金活動をしている人も見かけました。
私はすでに一旦募金をすませていたので、
特に罪悪感なく通り過ぎることができたのですが、
呼びかけに応じて募金した人も少なくなかったのではないでしょうか。
しかし、どんな団体だったのでしょうか。。。
悪意ある活動でないことを祈ります。
残念なことに、募金をめぐるトラブルも早々と発生しているようです。
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html

募金は、色々な方法があります。
こちらのページ
情報がまとめられています。

少しでも役に立ちたい!という思いをふみにじられないために、
情報管理をしっかりして、信頼できるところに募金しましょう。


■「ボランティア関連情報」関連情報
昨日も書いたように、今は動けるときではありません。
それに関して、故・河合隼雄先生がおっしゃっていたことを
思い出しました。
「カウンセラーは、何もしないことに全力を尽くす」
文脈や意図はまったく違うので、解釈はだいぶ異なるのですが、
今、やれることが本当に少ししか見つからない私たちにも
響いてくる言葉に思いました。
今やれることを見つける努力はもちろん必要ですが、
一方で、何かをしたいという気持ちをぐっとこらえることも
今、私たちにできることの一つかもしれないと思ったりします。


■現・中間ゼミ生のみんなへ
楽しい予定が中止になってしまい残念ですが、
私からは言いだしづらかったところを言い出してくれて
ありがとう感謝です

色々心配してくれてありがとう!
皆もそれぞれ色んな心配を抱えていると思います。
でも、上記に書いたように、今は各自仕事に励みましょう!!

昨日もらったメールにこんなのがありました。
「疲れはだいぶしんどいですが、津波被害のところに
比べれば、安心な地域にいます。
明日から働きます!がんばります!」
(彼女は銀行員です)

私たちが心配で動けなくなっている場合ではありません!
しゃっきりして、自分の本来なすべきことをして、
私たちになにか具体的にできることが見えた時にすぐ動けるように、
集中することは難しいかもしれませんが、
今は自分の励むべき日常に励みましょう

連絡事項あれこれ

2011-03-13 09:47:57 | 東北関東大震災
まずは、今回の地震に遭われた方々へ
心からお見舞いを申し上げます。
1人でも多くの人が無事でいてくれるように、
二次災害が広がらないように、
心から祈っています。

■福島の方へ連絡事項。
福島の人たちがこのブログに安否確認をしに来るとは思えないのですが、
もしも、このブログにたどりついた人で、下記内容の詳細を知りたい人は
ケータイに連絡ください。

昨日までに、私宛に、多くの人たちから、直接・人づてに、
無事の連絡をいただきました。
元・中間ゼミのメンバーについては、1人を除き、
全員無事の連絡をもらいました。
元・同僚や福島に住む友だちなどからも、
無事のメールをもらいました。
まだ断水は続いているようですが、
皆がんばっています。

■お見舞いメッセージ
海外の友人が、私宛に被災者の方々へお見舞いのメールを送ってくれました。
抜粋します。

I want to express my condolences regarding this tragedy and the suffering in your country.
I want to express my concern and solidarity.
この災害そして苦しみにお見舞いの気持ちを伝えたいです。
心配しています、一緒にいます。

It is a real tragedy, I can hardly imagine how much suffering it costs...I am deeply sad about it too.
I am wondering if we could mobilize/organize people to help I am also thinking what can I do.
本当に悲劇です、どれくらいの損害なのか想像もできません、、、
私も同じように悲しい。
私も、もしも人々を助けるために動けないか、何か組織できないか、
自分に何ができるのか、考えています。

■ボランティア関連情報
今は、政府関係とか、公的組織が動いている段階。
明日、先遣隊3~4名の方が現地に行かれるらしいですが、
どこまで進めるかも見通しが立たない様子で
一般の私たちを組織する段階にはないようです。
ただ、今回は大規模な地震なので、かなり時間をかけて
支援が必要になってくるだろうとのことです。
4月になっても5月になっても6月になっても、1年経っても、
それ以降も、根気強く復興を支援していきましょう。
活躍できる時がくるまで、私たちはいつでも動ける体制を整えましょう。
情報が入ったら、またお知らせしていきます。

■友だちからのメール
友だちが「お願い、何か前向きになれるメールちょうだい」とメールがきました。
あれこれ考えた挙げ句、たまたまネットニュースで見た下記を送りました。
「不謹慎とか言わないから恋バナとか!」とリクエストされてたくらいなので、
これがふさわしかったかどうか分かりません、、、
もっと軽い話がよかったのかもしれない…
でも、思いつけなくて。
もしこのブログ読者の方で、こういう話があるよ!
というのがありましたら、ブログへのメッセージや
メルアド(本家ホームページの右上にmailボタンがあります。)に
情報をください。
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懐中電灯の光に導かれ 希望の産声、病棟に響く
河北新報 3月13日(日)6時12分配信

 東北各地が震災に見舞われた直後の12日未明から朝にかけて、仙台市青葉区の東北公済病院で四つの新しい命が誕生した。病院は停電し、妊婦たちは懐中電灯の光を頼りに出産した。病棟に産声が元気よく響き渡ると、余震が続いて緊迫した院内の空気が緩んだ。
 「頑張って生まれてきてくれてありがとう」。青葉区の看護師三塚美世子さん(33)は、まだ羊水の残る長男を抱き、そう語りかけた。誕生は12日午前0時13分。懐中電灯に照らされたわが子を見て、安堵(あんど)の笑みがこぼれたという。
 三塚さんは前駆陣痛のため、自宅で横になっていた時、地震が発生した。経験したことのない大きな揺れに、長女(3)をかばいながらテーブルの下に隠れた。揺れが収まってから、家族と近くの小学校に避難し、車の中で暖を取っていた際に陣痛が来た。
 病院は急病人や帰れなくなった人で混雑していた。エレベーターが使えず、陣痛をこらえながら暗い階段を7階まで上った。すぐに分娩(ぶんべん)室に通された。暗闇で感じる余震は強く感じた。助産師が「大丈夫。お産に専念して」と声をかけてくれた。産声を聞き、ようやく不安が消え去った。
 三塚さんは「支えてくれた助産師と医師に感謝している。生涯忘れられない日になりそうです」とほほ笑んだ。
 大阪府大東市の会社員増川由梨さん(27)=宮城県富谷町出身=は陣痛室で震災に遭った。ベッドが大きく横にずれるほどの揺れ。「怖かったけれど、絶対元気な子を産むんだという気持ちになった」と振り返る。
 長男は12日午前2時40分に誕生。「こんな日に生まれたのだから、丈夫な子どもに育つはず」と増川さんは笑顔を見せた。 .
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さあ、私は私にできることをしよう!!
今日も1日、がんばります。