
「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」@国立新美術館
リヒテンシュタイン侯爵家が収集したコレクション139点による展覧会。今回は他の展覧会とは一味違う展示方法を採ったコーナーがある。それは「バロック・サロン」と名付けられた大きな空間で、ウィーン郊外の「夏の離宮」の展示方法をそのまま取り入れたものだそうだ。壁に掛けられた絵画、その前に並ぶ彫刻、そしてそれらの合間を埋める煌びやかな家具調度品。デラックスすぎて使えないような豪華な椅子、テーブル、箪笥、燭台、鏡、掛け時計などがズラリと勢揃い。空間全体がバロック様式の芸術として見られるようになっている。サロン中央の天井には丸く縁取られたアントニオ・ベルッチの天井画が4枚、まるで宮殿のような佇まいの中でそれらを見上げていると首を痛めそうだ。天井画を飾る展覧会は滅多にない。記憶にあるのは雲龍図くらいかな。
リヒテンシュタイン侯爵家が収集したコレクション139点による展覧会。今回は他の展覧会とは一味違う展示方法を採ったコーナーがある。それは「バロック・サロン」と名付けられた大きな空間で、ウィーン郊外の「夏の離宮」の展示方法をそのまま取り入れたものだそうだ。壁に掛けられた絵画、その前に並ぶ彫刻、そしてそれらの合間を埋める煌びやかな家具調度品。デラックスすぎて使えないような豪華な椅子、テーブル、箪笥、燭台、鏡、掛け時計などがズラリと勢揃い。空間全体がバロック様式の芸術として見られるようになっている。サロン中央の天井には丸く縁取られたアントニオ・ベルッチの天井画が4枚、まるで宮殿のような佇まいの中でそれらを見上げていると首を痛めそうだ。天井画を飾る展覧会は滅多にない。記憶にあるのは雲龍図くらいかな。
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