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大原美術館展

2015-05-16 23:15:59 | 美術[あ]
「大原美術館展」@静岡市美術館

 一度行ってみたいと思っている、倉敷の大原美術館。古代建築の様な外観と、独特の風情の町並みも魅力的と思っていながら、程よく遠いのでなかなか行けず。そんな部位のかゆみにお悩みの方のために、静岡駅前で開催されている大原美術館展。

 1930年に開館した日本で最初の西洋美術館だそうで、渡欧して作品蒐集に尽力した洋画家・児島虎次郎の油彩から始まり、ユトリロ、ミロ、シニャックなどの外国人、藤島武二、荻須高徳などの洋画家、山口晃、福田美蘭などの現代作家の作品まで75点が展示されている。

 岸田劉生というと、夜中に髪の毛が伸びる人形みたいな麗子像のイメージばっかり思い出すが、写実的な静物もあるのだなぁと改めて思った。いままで見たことがあったのかなかったのか、それもさだかではない。

 静岡市美術館開館5周年記念の展覧会で大原美術館の所蔵品を見ることができて、かゆいところに手が届いたかと思ったら、あの作品は来てないなぁと、別なところがかゆくなったりする。外国ではないのだから、やっぱり一度は倉敷に行ってみたいものだ。

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