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ヘテロジニアスマイクロアーキテクチャとランタイム環境の関係

2005年11月11日 23時20分17秒 | 業界動向
[PCウォッチ] 見えてきたIntelの5~10年後のCPUアーキテクチャ ~ホモジニアス命令セット&ヘテロジニアスマイクロアーキテクチャへ (後藤弘茂のWeekly海外ニュース)
SONYのCellはヘテロジニアスな命令セットとヘテロジニアスなCPU構成、対するIntelはホモジニアスな命令セットとヘテロジニアスなCPU構成を取り間をヘテロジニアスなマイクロコードで埋める。

しかし後藤氏は、今後はJavaや.Netなランタイムな環境が広まってくるので(x86の)ホモジニアス命令セットにこだわる必要がなくなる(=x86命令セットからマイクロコードへの変換はランタイムにやらせればいい)、と主張しIntelの路線はそれに反すると見なしてます。

後藤氏はさらに裏を読み、Intelがあえて後藤氏の主張と反する方向を取っているのには理由があるはず、その理由を探ろうとしているのが最終段落。「Javaや.Net路線はコケる」という単純な読みもあながちあなどれないわな。