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URLを意識しなくなるとどう危険か

2006年10月19日 01時08分30秒 | セキュリティ
[SlashdotJ] ユーザーの意識からURLが消滅する日は近い?
ユーザの利用スタイル面からITmediaの記事ではURLという存在をユーザが意識しなくなりつつあると指摘しています。このまま突き進むとどのような危険性があるのか。

URL・・というかドメインはSSLと密接に関わっています。つまり、特定のドメインのサイトが信頼できるかどうかをSSLにより技術的に提示できます。(社会的信頼性までSSLで補償すべきかどうかは議論が必要なところ) つまり、ドメインを含むURLは、信頼性をはかる上で必要不可欠です。

そんなURLを意識しなくなったとしたら、それは接続先が信頼できるのかどうかを技術的に提示する手段を失うということです。今んところドメイン以外に信頼性を担保する仕組みはないですし。ユーザはそんな世界を望んでいるということなんでしょうか。

またITmediaの記事では、URLの手入力に変わりQRコードを読みとるというアクセス手段が普及するかもしれないと指摘しています。これとて、読みとるべきQRコードが本当に信用できるのかどうかの確認方法がないです。例えば、もし銀行のパンフレットにQRコードが書かれていたとして、その上から偽物のサイトへの誘導が入ったQRコードをシールとしてペタリとしたものがあったとしたら?

いずれにしても、それくらい情報の信頼性の担保の取り方は難しいということです。

1 コメント

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Unknown (akipponn)
2006-10-19 09:09:10
IT media のその記事読んだ。便利になるよなあと思ったものの、そか、、、たしかに。



携帯のサービス開発もやりはじめて、URL 打つのめんどいしなあってことで施策を考えたりするもののむずかしいね。
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