らるるのIT業界ピックアップニュース

日々IT系ニュースサイトを巡回して興味を持ったニュースをずらずらと紹介。

デジタルテレビ放送は新サービスでもあり置き換えでもある

2005年06月16日 03時37分09秒 | 業界動向
[SlashdotJ] 地上デジタル放送への道険し……総務省調査
地上デジタルテレビ放送がそこそこ広まってきてますが、そんな現状についての調査となってます。1割が地上デジタルテレビを見ているというのが現状だったと思います。ポジティブ面・ネガティブ面の両方からいろんな意見が見られます。

デジタルテレビを買うきっかけとしては、ハイビジョン・薄型・買い換え、なんてキーワードが見えます。否定的な理由には、高い・ハイビジョンが少ない・チャンネル少ないなんて意見が見ます。

開始時はデジタル放送のいい面をやたら強調して無理矢理にでも移行してもらおうという流れだったんですが、最大のネガティブ面はコピーワンスとアナログ停波ですね。コピーワンスについては議論のあるところですが、今回はおいときます。

アナログが停波するという事実は認知されているものの、それが今のところは2011年に停波される事実はあまり認知されていないのが現状のようです。2011年、遠いようで近いようなそんな頃です。デジタルに移るとさぞかしいいことがあるかのように宣伝されがちですが、実は最大の理由はアナログを停波させることです。つまり置き換えです。今のアナログテレビ放送は周波数の利用効率がよくないので、利用効率を上げた方式に移ってもらおうという国策ですが、どれだけの人が理解してるんでしょうかね。まぁそこには、利用効率を上げて空いた帯域を何に使うの?結局ケータイでしょ?それって意味あるの?という定番の否定意見もありますが。

などなどの議論がスラドでなされてます。個人的には、プロ野球中継時に選手情報を参照できるのが便利でいいと思ってます。テレビがインターネットにつながってりゃデータ放送いらない?まぁそういう意見もあるでしょうけどね。

テレビをCATV局のポータルに

2005年06月16日 03時22分40秒 | 業界動向
[BroadBandウォッチ] 松下電器、「Tナビ」でCATV事業者との連携を強化
テレビでインターネットを使う(Web/メール)なんてのが失敗して早数年がたちますが、パナは未だに「Tナビ」と呼ばれる機能でWebブラウザを搭載しある程度のサイトならばテレビだけで見れるようにしてます。

で、Tナビではパナの管理するいわばケータイの公式サイトのようなものを抱えてます。そこをうまく使い、カスタマイズされたポータルサイトをCATV局のために提供するというようなサービス構想が語られてます。

わざわざパソコンを使おうとは思わない程度の情報を引っ張ってくるのにTナビみたいなのは有効かと思います。「パソコンを使おうとは思わない程度の情報ってどんなの?」の模索が続いているようで。

Longhornを待つ意味

2005年06月16日 02時56分41秒 | 業界動向
[ITmedia エンタープライズ] Monadがないなら、Longhornにする意味はない
Longhornに備わる予定だった高度なシェルスクリプト言語「Monad」が結局見送られる見通しであるのを残念に思っているコラムです。私はその詳しいとこは知らないのでおいとくとして・・・

最後の締めくくりにある言葉に注目ですね。つまり、本来なら新しいものがこれでもかとてんこ盛りに入り10年に1度のOS一新を行う予定だったはずのLonghornで、何かにつけて「○○中止」が相次いでいることです。それでもまだまだ十分に魅力的な新機能が残っているのでいいといっちゃえばいいんですが、それより、Longhornの開発期間見通しが当初よりも大幅におかしくなっちゃってるんじゃないかと思います。

すでに明らかになっているように、Longhornは2006年リリースを優先するようです。なんでそんなに急いでまで機能のそぎ落としを次々とするんだろうかと思うわけです。そりゃ、ビジネスの上では次々と新しいOSを出した方が売り上げ上がってうれしいかもしれませんが、ここまでシェアを広げてしかも値段据え置きでぼろもうけしてるわけですし。そこへ、さらにもうけようとたくらんでいると見られても仕方ない気がするわけで。

そんなに急がなきゃいけない理由があるんでしょうか。Win2kのメインストリームのサポートが終わるまでに間に合わせたいとも思えないですし。VTに間に合わせるためにLonghornを急ぐという指摘もありますが、VTに間に合わせる方が優先度の高い要求事項なんですかねぇ。