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SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

1911 滴翠美術館 遠州と不昧

今回も兵庫、芦屋
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滴翠美術館
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秋季展 「遠州と不昧~滴翠翁が愛した大名茶人の好み~」
期間:9月10日(火)〜12月8日(日)
entofu
瓢花入 銘 鶴首 小堀遠州作
首の長い瓢箪を使った花入、漆の下地の浸透度合いで濃淡が生じ表面にまだら模様が出ている。
裏に「鶴首 宗甫」と書かれている。
長闇堂消息 
佐川田昌俊宛。内容は奈良を出発し淀屋个庵宅に一泊、尼崎、布引の滝、須磨明石への道中にふれ、また近日小堀遠州の茶会に参加するため入洛する旨が記される。
共筒茶杓 銘 小遠州様 木下長嘯子作
大変個性的な一杓で、中節には虫喰の穴その上下は真っすぐでは無く食い違っている。煤竹で節下は削げた腰蓑となっている。
筒には「小遠州様 東山」とあり長嘯子より小堀遠州へ贈られた事が分かる。
共筒茶杓 銘 五月雨 松平不昧作
双樋で露は尖り気味、節上には黒の縞、節下には斑紋が表れる。
不昧が所持していた小堀遠州作「五月雨」茶杓に倣って作ったとされる。

他にも後水尾天皇宸翰「浦舟」、烏丸光広詠草「江月」、松花堂筆・江月賛の「布袋福禄寿図」などを拝見。数は少ないですが充実した内容でした。
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