「迎合しないことだね」
この言葉を聞いたのは、これで二度目だ。
一度目は、教育実習の時。
二度目は、つい最近。
教育実習の時は、「生徒を腫れモノのように接するな。生徒に迎合するな」と聞いた。
当時は、意味がわからず、家に帰って来てから、辞書で調べた。
【迎合】自分の考えをまげても人の気に入るように調子を合わせること。
納得した。
確かに生徒にゴマをすっている時点で問題外。
迎合している人の言葉が心に伝わるわけもなく、信頼関係も存在しない。
それからというもの、人に接するコツとして、 時々思い出していた。
最近、再び、この言葉を聞いた。
そして、改めて考えてみた。
俺は人との新たな出逢いは、嬉しいけれど、
えてして、初対面の人と話しをするのが苦手だ。
会話の共通点をみつけるまで時間がかかるし、ましてや自分を知ってもらうまではさらに時間がかかる。
そうした時、ふと心に壁を作っている自分に気づいた。
それは、迎合することではなく、ただ単に心の壁を作っているだけのことなんだよなって改めて考えた。
最近も「嫌われていると思っていました」って言われた。
たまあに言われるし、時間が経てば、自分のコトをわかってもらえると思っているから、さほど驚きはしないのだけれど、そのコトによって損もしているなあと思った。
そのことで、仲良くなれた人ともスルーしちまってるって考えた。
が、しかし。
自分の悪いところはなかなかなおるものでもなく、
少しずつ、少しずつ、もっと自分の人間としての幅を広げて行ければなあと思う。
良い出逢いをスルーしちまうことのないように。
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