どんまい

いろいろあるけれど、それでいい。

格好悪い男にならないように、格好悪い大人にならないように。

2006年06月29日 | little story
冷えたアイスコーヒーが飲みてぇなと、
思い立った夜11時半。

辿りついた、その店には、当然のごとくすいている。
客は俺以外に、1組。
しばらくたつと、その1組も店を後にし、
店に残ったのは俺一人だけ。

閉店間際に申し訳ないとは思いつつも、
静かな店内は、非常に落ち着き、
贅沢な空間と化す。

冷えたアイスコーヒーを飲みながら、
煙草をふかし、
自分と対話をする。

頭によぎった「感情」についてを、何となく考える。


自分の心の声に耳を傾け、
どんなことに胸躍り、
どんなことに熱くなるのか。

頭でゴチャゴチャ考えず、
そんなシンプルな感情を、
行動に変える。

最近は、そんなことを大切にしているんだけど、
こういう感情は、ちょっと気にかけてないと、すぐに忘れちゃう。
だから、忘れないように、時々、耳を傾けている。
まあ、ここはプラスに働くところ。

逆に、感情は暴走することもあり、制御しなければ、
痛い目をみることもある。
いや、痛い目をみてきた。
ギャンブルみたいな時だね。
まあ、ここらへんは、痛い目をみて、学習すれば良い。
俺みたいな馬鹿は、痛い目をみて、体に覚えさせないとだめらしい。

さらに、感情には、不安であったり、恐怖であったりという種類のものも備わっている。
その不安や恐怖は、自分の安全を守っていくためとかには、
やっぱり必要なんだろうけど、
そんな都合よく、働いてくれることばかりじゃあない。

せめて、格好悪い男にならないように、格好悪い大人にならないように、
そこは意識するしかない。

守るべきモノを守るために、
そんな時だけは、逃げるような男にはならないように。
まあ、日頃、そんな窮地には、めったに追い込まれないけど。


感情は、例え自分のものであっても、
つきあっていくのは、大変だ。


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