MISSION FUJIYAMA(6)

「塾長元気？メール打つのめんどくさいから電話した」
富士山を制覇した鹿児島出身の馬場さんから電話が来た。
馬場さんと話をするのは、いつ以来だろうか。
有酸素運動、登山をするときの準備物を訊いた。

電話で訊いた話は、
馬場さんメモと名づけよう。

以下、馬場さんメモより。

有酸素運動とは、酸素を取り込みながら行う運動。
心肺機能を高める運動。
人と話ができるぐらいの速度でランニング。
ランニングがストレスにならない程度に、
ゆるい感じで、今日、はしろっかなと思った時に、
運動すれば良いよって言ってた。

「馬場さん、俺は、高山病が怖くて仕方ないんすよ。高山病対策はないんっすか？高山病対策はないんすか」って連呼した。

馬場さんが富士山登頂をした時も、
二人が高山病にかかったらしい。
しかも登山の経験者だって言うから、
さらに高山病はやばいって気持ちに拍車がかかった。
一度、高山病にかかれば、下山するしかない。
山梨県の友達と同じことを言っていた。
山梨県の友達が立てた日程を聞いた馬場さんは、
「その友達のスケジュールがベストだ。その日程で行けば高山病にかかる心配はない」と言っていた。

そして、最後に準備物。

・食べる酸素。
・食べ物。（袋入りのチョコレート。ウィダーインゼリー）
・飲み物１リットル。
・日焼け止め。
・薄いカッパ。
・長袖。
・軍手。
・ヘッドライト。
・ライターがつかないからマッチ。
・ポテトチップス。

頂上でポテトチップスを味わって貰いたいって言ってた。
めっちゃうまいって。
話を訊きながら笑った。



追伸：筋肉痛にならなくなりました。



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MISSION FUJIYAMA(5)

うっし。
今日も走ってきたぜい。
どこを走っているかというと河川敷。
筋肉の細胞が徐々に再生してきたなあって感じたところで破壊。
何か、筋肉痛にならないのも、そんなに遠くない気がする。

俺が富士山に登るのを知った何人かの塾生からメールが届いた。
いずれも富士山を制覇した覇者。

本日、紹介するメールは鹿児島出身の馬場さんからのメール。


・トレーニングするなら、ゆっくりと長い距離をジョギングすることをお薦めする。有酸素運動で体内に酸素を取り入れやすい体に。

＞有酸素運動ね。
よく聞くけど、有酸素運動って何？
今日はゆっくりと噛みしめる感じで走ってきましたよ、馬場さん。


・靴は運動靴でかまわないと思う。ただし、履きなれたもので、捨てても良いもの。間違いなく潰れると考えて。新しく買ったなら、それでトレーニングして履き潰すつもりで。トレッキングシューズは、この先登山をしないなら必要ないね。

＞なるほど。
トレッキングシューズは買うのやめましたよ、馬場さん。


・御来光を拝みたいなら、日をまたいで登山する方法もある。高山病になったら、ガチで下山するしかないんでね。無理して上を目指しても、高山病はひどくなることはあっても治ることはない。それで、前日の夕方の早い時間から登り始め、８、９合目で仮眠をとって御来光の時間に合わせて上を目指すといいと思う。
俺は御来光に間に合わなかったから、是非塾長には御来光を見て欲しい。

＞友達からのスケジュール表でも、８合目で仮眠をとることになっていました。
高山病がまじで怖くなってきました。扁平足の次に注意します。
御来光を絶対見てきますよ。馬場さん。





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