碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

日銀,ついに伝家の宝刀・・・為替介入に・・・・

2010-09-16 21:18:50 | Weblog
今日の伊勢は曇り。

「野田佳彦財務相は15日、午前10時半過ぎの外国為替市場で日本単独の円売り介入に踏み切ったことを明らかにした。今後も「必要な時には為替介入を含めて断固たる措置をとる」としている。日本の為替介入は2004年3月以来、6年半ぶり。」

日銀は、ついに伝家の宝刀、為替介入に踏み切りました。  あのジョージ・ソロスが、正しいとコメントしているらしいので、効果はしばらくは持たせる?のでしょうが、どこまで続けられるかは大いに疑問です。  サブプライム崩壊後、少しはヴァーチャル・マネーは減ったでしょうが、それまでは、一日のうちに世界中を動くヴァーチャル・マネーは、500兆円とも聞いています。 今回の日銀の介入は2兆円弱・・・ きっと、蚊に刺された位の傷みもないでしょう。まして、今回は、日本単独の行動でした。(欧米では、ほとんどが否定)
今回の介入は、コレ幸いと各ファンドにチャンスを与えたようなものでしょう。

「ドルは無尽蔵に刷ることの出来る異常な通貨である。弾薬に限りのある日銀では最終的には負ける。結局、通貨供給量が多く実弾を多く持つものが為替をコントロール出来る。大半の通貨はドルによってコントロールされているようなものだと思っている。日銀は介入で得たドルで最終的に米国債を購入する事になる。堀古さんが良い事を言っているので引用する。日本がこれだけ苦しい時に何故他国の国債を購入して本来米国民が負担すべき利払いの一部を日本人が負担しなければならないのかと。まったく同感である。この戦いは何処まで続けられるのか? 」  

私自身は、為替や株にも縁がありませんが、このコメントの内容は、日本国民なら常識として知っておかなければならないと思います。  

最新の画像もっと見る