碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

アポトーシスとプラナリアの、営業期間・・・

2009-12-26 11:48:54 | Weblog
今日の伊勢は、ぽかぽか陽気です。  ちょっともう、お正月のような錯覚がします。   昨日、TVで面白い番組がありました。
最新科学が見つめる生と死(2)「寿命とは何か」という放送でした。

「寿命はなぜあるのか?細胞には老化すると自ら死ぬプログラムが組み込まれている。いわゆる寿命をもたない生き物や、増殖し続けるがん細胞の研究を通し、「寿命」を考える。

細胞が自ら死ぬ「アポトーシス」。アポトーシスを起こしても、新しい細胞に置き換えられなくなったり、分裂しない細胞が耐用年数を迎えたりするのが寿命。アポトーシスが正常に働かない「がん細胞」にアポトーシスを起こさせる制がん剤の研究が始まった。また全能性幹細胞を持ち、いわゆる寿命がない生き物がプラナリア。人の細胞をプラナリアのように分化前の状態に戻す再生医療の研究も進んでいる。寿命の研究最前線を伝える。
アポトーシス (apoptosis) とは、多細胞生物の体を構成する細胞の死に方の一種で、個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる、管理・調節された細胞の自殺すなわちプログラムされた細胞死(狭義にはその中の、カスパーゼに依存する型)のこと。

「プラナリア」・・・この動物の再生能力は著しく、ナミウズムシの場合、前後に3つに切れば、頭部からは腹部以降が、尾部側からは頭部が、中央の断片からは前の切り口から頭部、後ろの切り口から尾部が再生される。このような各部から残りの部分が正しい方向で再生されるのを、極性があるといい、具体的には何らかの物質の濃度勾配ではないかとされている。再生が秩序正しく行われるための体内の濃度勾配原因物質としてNou-darake遺伝子が同定されている。
 頭に切れ込みを入れ3等分にすれば、3つの頭を持つプラナリアに再生する。
ある学者がメスを使い100を超える断片になるまで滅多切りにしたが、その全ての断片が再生し100を超えるプラナリアが再生したという逸話がある[1]。プラナリアが再生できる栄養環境さえあれば可能であるとされる。」

以前から、細胞の自殺プログラムの事は、知っていましたが、人間の再生能力は、非再生系(神経、心筋)が定期券、 再生系(そのほかの細胞)が、回数券、60回と決められているそうです。  期間の長い定期券、60回揃っている回数券。  人それぞれ、どれを持っているかは、分かりませんが、しっかりと使い切りたいものです。  毎年、日本の自殺者は、3万人を越えています。   新型インフルエンザなんて、比べ物になりません。  慌てて自殺しなくても、ほっといても死は来てるれるのですから、一回きりの人生を、定期、回数券を楽しく使い切りましょう。  シリアスな話になってしまいましたが、プラナリアのような店に、していくので 年内、休まずやってます。 来てくださいね! お正月は、2に日からデス!  ではでは!

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