碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

愛知沖で、メタンハイドレート試掘…2月中旬にも。  本当に、大丈夫か?!

2012-01-19 21:27:47 | Weblog
● 政府は18日、日本の排他的経済水域(EEZ)内である愛知県渥美半島の南方沖70~80キロ・メートルの海底で、
  2月中旬をメドにメタンハイドレート掘削試験に入る方針を固めた。

 ☆以前、メタンハイドレートで、日本が資源大国になると書いたが、
  調べていくと、こんな研究レポートも出てきている。

●「メタンハイドレートは資源ではない」石井吉徳・元国立環境研究所長
  http://www.alterna.co.jp/7097

☆そして、それより気になるのが、掘削時における、地震誘発。
   
ネット上にも、多数その手の話は出ている。

●「東北大震災は、メタンハイドレートを掘ったせいで起きた可能性大。
堀る側は、「掘る時にメタンガスを気中に放出しないから採掘は安全だ。」と言ってるけど、
非難の争点は、ガス放出如何ではない。プレートが7m移動した事で地震が起きた事。

東北大震災は、過去の地震に比べ、地震の時間が長い上、余震の回数が多すぎる。
余震の揺れ時間も、過去の地震に比べて長い。
これ、全部、プレートとプレートの接合面が流動化させられた事から起きている現象と思われ。
そして、この技術を持っているのは日本しかいない。

採掘の際、メタハイを取り出しやすくする為に、気圧を下げ(130気圧→30気圧)柔らかくして来た。
元々メタハイは、プレートとプレートを繋ぐ、パテ(糊のようなもの)のような役割をしている。     
プレートとプレートで押されてる部分は、物凄い圧力がかかってるおり、
その部分にあるメタハイの圧力を減じれば、プレートは動き易くなる。

実際に、7m動いてる。日本人は実際に、余震の長いユラユラ(プレートの流動性)を体感出来ている。
プレートが数センチ動くから地震が起きるメカニズムは学術的に知られている。
でもいきなり、7mも動くなんて、予めプレートとプレートの接合面を柔らかくしていないと無理。
つまり、今回の東北大震災は、人災で、メタハイを掘った事が原因と思われ。
メタハイを取り出しやすくする為に、プレート接合面を柔らかくした事が原因と思われ。

それだけではない。
メタハイを掘れば、地震が起きるのは関係者であれば常識。
プレートが動けば、地震が起きる事なんて、中学生以上なら誰でも知ってる常識。 」(転載、礼)


☆現在の研究で地震断層を動かすのは地下水が潤滑油になってる可能性が高いという。
 アメリカのコロラド州で米軍が廃液処理のため、地下深くまで穴を開けて廃液を注入したら、
誘発地震が多発した。東日本大震災の震源域でも地震以前から、調査船「ちきゅう」で試掘調査し、
そこに海水が入って誘発したのではないか、という報告もある。

真偽の程は、まだ分からないが、今年に、「東海、東南海、南海地震」が、起こらない事を願うのみだ。