碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

「猫のしっぽ カエルの手 」 ベニシアさんの京都里山暮らし。と、石川遼君と、iPad ・・・

2010-05-28 21:06:56 | Weblog
今日の伊勢は晴れ、また冬のような一日でした。
  

以前から、偶然見つけた、BSの「猫のしっぽ カエルの手 」 
という番組を観ています。

ベニシア・スタンリー・スミスさんは1950年、貴族の館で知られるイギリス・ケドルストンに生まれました。19歳のころから貴族社会に疑問を持ちイギリスを離れてインドを旅するようになり、71年に来日しました。そして不思議な巡り会わせで、京都大原の古民家に暮らすようになったのです。
78年から京都で英会話学校をはじめ、現在の「ベニシア・インターナショナル」を設立。96年、夫である梶山正さん(山岳写真家)と末っ子の悠仁くんとともに大原に移住してハーブガーデンを作り始め、手作りの暮しを実践してきました。上の三人の子どもは既に独立し、孫も二人います。

最近、放送時間が変わり、なかなか見られないのですが、とても人気の番組だそうです。
確かに観ていると、ゆったりとした気分に成れます。 日本の田舎の古民家に、ベニシアさんが暮らすと、京都の大原も、イングランド地方に見えます。  この番組の製作スタッフが良いのでしょう、カメラ・ワーク、ナレーション、BGM・・・いかにも感が、抑えられているので、観ていてリラックス出来ます。  ベニシアさんの、英語の詩が、きれいですが、自分が一番、美しいと思う米語の詩を歌うのは、ポール・サイモンだと思っています。(彼の、Rhymeは本当に綺麗です。) 
中学の時に聴いて、初めて、韻を踏む・・・と言う言葉を覚えました。 
イエーツやジョイスを、その街の人の言葉で感じられれば、もっと深く身体に入ってくるのでしょう。  
十代の石川遼君の、英会話のCMが流れていますが、彼が上達するのは、日本語、国語をしっかりと考え、話せるからでしょう。  母国語が、しっかりと出来ないと、他国語は上達しないと聞きます。 ゆとり教育?の弊害が出てるそうですが、今からでも遅くないので、日本国民みんなで、美しい本を読みましょう! (iPadなんぞに、飛びついている場合ではありませんぞ!)

またまた、オチがムチャクチャですみません。  では、皆さん、良い週末を!