碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー 「ウォールデン-森の生活」 より・・・

2010-05-24 20:20:48 | Weblog
今日も伊勢は激しい雨でした。 台風のような降り方でした。

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー 「ウォールデン-森の生活」・・・
今、読み返している本です。 作者の、ソローは、

マサチューセッツ州コンコード市出身。ハーバード大学卒業後、家業の鉛筆製造業、教師、測量の仕事などにも従事したが、生涯を通じて定職につかず、やがて学生時代に熟読した『自然』の著者で超絶主義者のラルフ・ウォルドー・エマソンらと親交を結んだ。

自費出版した処女作『コンコード川とメリマック川の一週間』(1849年)は、若くしてこの世を去った兄とのボート旅行をまとめた随想で、当時の社会には全く受け入れられなかった。

代表作『ウォールデン-森の生活』(1854年)は、二年二ヶ月におよぶ森での一人暮らしの記録をまとめたものであり、その思想は後の時代の詩人や作家に大きな影響を与えた。

ソローの死後『メインの森』(1864年)や『コッド岬』(1865年)などの旅行記や、自然誌エッセー、日記、書簡集等、数多くの作品が出版されている。ソローの作品は、人間と自然との関係をテーマにしたものが多く、自然文学、いわゆるネイチャーライティングの系譜に位置づけられる。

多くの著作に現在の生態学に通じる考え方が表明されており、アメリカにおける環境保護運動の先駆者としての評価も確立している。日本においてもアウトドア愛好家などに信奉者が多い。

ソローは奴隷制度とメキシコ戦争に抗議するため、人頭税の支払いを拒否して投獄されたことがあり、その様子は「市民的不服従」としてマハトマ・ガンディーのインド独立運動やキング牧師の市民権運動などに思想的影響を与えた。

なお代表作『ウォールデン-森の生活』は、日本で明治44年(1911年)に水島耕一郎によって翻訳された後、21世紀の現在に至るまで多くの翻訳が出版され、代表的な翻訳は10数冊(抜粋訳等を含めると約30冊)ある。原書のペーパブック版も購入し易い。

・・・というアウトラインですが、自分はまだ、「ウォールデン-森の生活」しか読んでいません。
この本を読むと、今の、エセ環境保護、動物保護、捏造された温暖化問題、など全く見るに耐えられません。  いつの時代でも人間が、生きて行くうえで、本当に必要なモノは何なのか? の啓示を、ソローは、与えてくれます。  エマソンも絶対に避けては通れない、人物です。  とにかく皆さんも是非、読んでください。 お願いします。