碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

北朝鮮の潜水艦4隻の消息が不明、韓国軍が所在確認急ぐ・・・

2010-05-26 21:18:46 | Weblog
今日の伊勢は、曇り。暗い日でした。

午後、こんなニュースが入ってました。

「北朝鮮咸鏡南道(ハムギョンナムド)遮湖(チャホ)基地から出航した潜水艦4隻が消えた。
国防部の関係者は26日、「北朝鮮のサンオ(サメ)級(300トン)潜水艦4隻が咸鏡南道遮湖基地から出航し、訓練をする状況が観測された」とし「しかし4隻はまだ基地に復帰していない」と明らかにした。これを受け、海軍のリンクスヘリ、P3C海上哨戒機などが総出動し、潜水艦の追跡に乗り出した。

遮湖基地から出航した潜水艦は北朝鮮のサンオ級(300トン)潜水艦4隻で、李明博(イ・ミョンバク)大統領が国民向けの談話をした24日に出航し、まだ復帰していない状況だ。海軍関係者は「潜水艦4隻が一度に2日間にわたり姿を消すのは珍しい」とし「すべての戦力を総動員して追撃に動いている」と説明した。

この関係者は「東海(トンヘ、日本名・日本海)地域は西海より水深が深く、潜水艦の活動が多いところ。96年に江陵(カンヌン)沖で座礁した潜水艦も今回消えた潜水艦と同じものだ」と説明した。

北朝鮮軍はロミオ級潜水艦(1800トン級)20隻、サンオ級潜水艦(300トン級)40隻とヨンオ級(130ン級)を含む小型潜水艇10余隻など計70隻余りを保有している。」

  サンオ級潜水艦

満載排水量:水上275t、水中330t(排水量は、ジェーン年鑑基準。以下諸元は、Combat Fleet基準)

大きさ:34m(全長)×3.8m(全幅)×3.2m(喫水)

機関:ディーゼル・エンジン×1(300bhp推定)

最大速度:水中8kt、水上7kt

航続距離:水上航行時最小1,500海里(NKSF 98基準)

作戦可能日数:20日(NKSF 98基準)

武装:浸透用(偵察型)は武装なし(戦闘型は533mm魚雷発射管×4)

電子装備:手動式ソナーのみ装着されたものと推定

乗務員:軍官5名、下戦士15名+追加15名輸送可能(NKSF 98基準)

原生産国:北朝鮮

今月初めの、メキシコ湾原油流失も、北の破壊工作とのウワサ?も、あちこちから流れていました。(その直後、総書記が中国に呼び出されています。) 
そして、「事故が起きた石油掘削施設は韓国の現代重工業が2001年に建設し、油田掘削会社R&Bファルコンに3億6500万ドル(約337億円)で売却されものであることが明らかになっている。」  (偶然でしょうか?)
今回の、潜水艦4隻、消息不明になった事は、哨戒艦「天安(チョンアン)」の沈没事件の直後だけに不気味です。  発見された?時に、どのような理由をつけるのでしょう?
経済世界で起こっている出来事は、99%が偶然ではないでしょう。 我々は、ただ、見つめるしか出来ません。