Rainbow*Heart

ヤプログさんからのお引越し私的な記録である。

こだわりから広がる世界

2013-10-05 00:05:24 | Ag@7歳





ご訪問ありがとうございます。






うちのAgも7歳となって



かなり柔軟になったなぁ~と思う今日この頃



先日も義父のお見舞いに家族揃って行き



Agはたいくつで(DSも電池切れ)たいくつで・・・



でも約束していた通り~病院内では静かにジュースを飲んだり折り紙したりと時間を潰してくれました



なので、ご褒美として(これも約束どおり)帰りにエディオンへ行ってきました



まープリンターを買い換えようと思っているので下見も兼ねていたのですが



小さい頃から電化製品が大好きなAg



どこに行っても釘付けになるのは電化製品



冷蔵庫、洗濯機、エアコン、掃除機、空気清浄機・・・



どこに行っても必ず何かの電化製品がありますから



たまに何もないところであっても電気(電球)なんかでもOK(笑)



自分が読める(分かる)メーカー名だと安心するのでしょうねぇ



企業ロゴ好きから始まって~電化製品など



Agの好きなものは



全て視覚的なもの・・・そしていつも変わらないものの要素が強いです



でも、そこから~ジャパネットの社長の口調モノマネが始まり(遅延エコラリア?www)



ファンキーな子になりました(笑)



文字も読めるようになりました



好きなこと・・・(時にはこだわりとも呼べる)・・・そこからAgの理解度はグっと広がったのは事実



頭の中は大好きなもので一杯で



遊びも空想も全てといった時期もありましたが



私は決して禁止にするようなことはしません



むしろそのこだわりを利用して~切替に使ったり、モチベーションを上げたりと



Agの見ている世界を広げていけたと思っています



多くのお母さんが「これでいいのだろうか?」「そのことばっかり考えていていいのだろうか?」と




心配するかもしれませんが




この世の中の曖昧さに~不自由(そこが障害)に生きている子たちには



せめて頭の中くらいは自由に~好きなことを考えることくらいは「よし」としてあげたいなぁと思います。



もちろん~食事もままならないくらい没頭したり



今すべきことが分からないとか



不調を感じたり、自分でコントロールできない~自覚できな人が多い自閉っ子たち




生活に支障をきたすようなこと



集団生活の中で他人に迷惑となるような時は考えなければいけませんが・・・




要は、していい時間~今は○○をする時間というメリハリ(切り替え)を教えることに



試行錯誤したり力を注ぐ方が、支援する側の人間として




何倍も建設的だと思うからです



いわずもがな・・・「今は○○する時間」というのは構造化や視覚支援で



Agたちの脳機能(特性)を考慮して、環境を整えるといったことが



もっと私たち周りの大人が考えなければいけないことだとも思います。




2歳前から療育を始めて・・・ずーと一貫していることの中にも



このエッセンスは多分に入っていて



思い立って1日や2日~はたまた1週間とかで決して身につくものではないので




地道に繰り返し~教えていくことが大事になってくるのでしょうねぇ



時間の構造化(スケジュールや予定表)



物理的構造化(余分な刺激を無くして、注目すべきところが明確で意味が理解できる環境)



このことがベースになって



はじめて「今は○○をする時間」というのが理解できるのだと思います。



うちのAgは・・・確かに一方的に自分の興味のあることばかりを話しかけたりします



自分の気持ちを自分以外の人に知らせたいといった気持ちが芽生えていることは



それは成長の一つでもあるので、ある程度~許容する年齢(社会性のスキル獲得の段階がどこなのかも吟味)



そこを通って次のステップは



一方的であることがダメだと否定するのではなく



話してもいいかどうかを他人に聞いて




OKであれば話始めるという手続きを教える~など相手の気持ちや応答を理解する




そういったことを教える時期(そろそろ)




相手が話を聞くのが嬉しいか?迷惑そうか?を確認するような支援(まだ先)




と段階を踏んでいきたいと思っています。




ちゃんと教えるべきだと、何も知らない人は思うかもしれませんが



何でも順をおいてトライしなければ上手くいきません・・・



成長に飛び級はなしって言いますものねっ



人とのコミニケーションと、自発(自分の気持ちを相手に伝える)は大きく関わることでもあるので



小学校へあがってからそういったことに視点を向けれるような



いい機会(特に集団登下校)になっているなぁと思います



私自身もAgに「色んな人がいる」「人も色んな面を持っている」ってことを教えながら



ほんとうにそうだなぁと実感する今日この頃なのでした





ちなみに・・・電化製品好きも現物を触る、見ることから



うちのAgの場合は、紙面(写真やカタログ)で代用できるように支援して



上手くいっています



これも~ものへのこだわり(執着)を、同じ要素のもので切り替えさせるという



大きな意味で言うと「終わらせる」ことへの支援です。



全くダメと言っているわけではなくて・・・これならいいよ!という提案を行うことにより



双方が歩み寄るという形をとっています










委託でお世話になっている D’sさん のイベント








今日もよろしければクリックお願いいたします