ご訪問ありがとうございます。
もうすっかり乙武信者のようになっております(笑)
いやーっいい本でした
毎晩~枕を濡らしました(笑)
小説といえども
乙武さんの教師時代がモデルになっているので
乙武さんそのものなんだろうなぁ~と思いながら読みました
「だいじょうぶ3組」の方には
ダウン症のお姉さんを持つ妹の葛藤などが描かれていて
違いを認め合う過程はもう~なんつうか
言葉にできないくらい感動しました(ああ何て陳腐な言葉しか浮かばないのでしょうか私)
乙武スピリッツが一貫して感じられる小説だけど自伝みたいなもんでしょうね。
例えば・・・障害って何だろう?という学級会での紐解きというか
もう説明したくないので読んで!と言いたいですねっ(レビュー放棄?)
兄弟問題について言えば
Agは一人っ子なのでそういう心配はしなくていいのですが
色んな考え方がある中・・・どれも間違っていないというのは
親の思いとしてはそうだと思います。
だけど、「自分を愛する力」のレビューでも書きましたし
告知の講座でも、告知の本でも共通して感じていることは
親がどう思っているかによって
子どもがどう感じるか・・・だと私は思うんですよねぇ
世の中は確かに世知辛い
無理解から心無い言葉を浴びせられることもあるかもしれません
でも最大の防御は、親が差別意識を無くすことかもしれません・・・
隔離することで問題を回避していく時代(でも何の解決にもならない)はもう過去の話
本質を考えないところで、差別を当事者が助長させているってことも、なきにしもあらず・・・かもしれません。
と、そんなことを深く考えさせられる本でした
「ありがとう3組」の方には
乙武さんがどうしても扱いたかったという
発達障がいの生徒が転校してくるストーリーになっています。
感情のコントロールが上手くできず暴れる子どもが出てきますが
特性に合わせた支援をしてあげることがいかに重要かということ
でも、その子の純粋さピュアな心の持ち主であることなども描かれていて
素敵な物語となっています。
2冊に共通することですが
先生(モデルは乙武さん)が分からないことは
素直に生徒に謝る場面がかならず1度は出てきます
先生も人間・・・間違ったり迷ったりすることがある
完璧な人間などこの世のどこにも居ないということを
メッセージとして読み手が受け取ることができます。
こんな人間くさい先生、居たら素敵ですよねぇ
それと同時に、どの先生にもパーソナリティがあり
みんながみんな同じ考えを持つとは限らないし(保守的な先生、厳しい先生、フレンドリーな先生など)
親にもそれぞれ持ち味が違う・・・パーソナリティがあります。
そのことの許容する力が大事だなぁ~と
心にまた刻んだ読書となりました
とても素晴らしい作品なので、みなさんも是非~読んでみてくださいね
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