ここでの借室(しゃくしつ)とは人の住むマンションやアパートではありません。 マンション側が電力会社に一室を貸与し、その中で6600ボルトの高圧電力を家庭用の100ボルトに変換するところです。
内部は危険なため、特殊な鍵がかかり、電力会社の関係者以外は立入りは禁止です。 写真はあるマンション地下にある借室の内部です。特別にのぞくことができました。 機器は左上から高圧カットアウトスィチ-変圧器-端子盤-低圧ケーブルの順に配置され、極めてシンプルです。
マンション、住宅、商店などで電気を使用する設備を一般用電気工作物と言います。 一般の人達には電気の知識や経験が無いので、この電気設備の保安状況を調査する義務は電力会社が定期的に行うことになっています。
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