雷神の街歩き

高電圧機器を点検しながら東京の街を歩いています。
雷神の見た街の片隅の電気設備を紹介するページです。

雷神勝どき橋の電気設備を見る

2013-10-09 15:47:37 | インポート

隅田川には26の橋がかかっていますが、最も下流にあるのが勝どき橋です。
昭和15年完成で、中央が開く跳開橋として有名です。
現在は大型船の航行も無く、開閉の使命も終えて、開かずの橋となりました。

橋を開くために使用していた変電所が資料館になっています。
2階には当時の配電盤や変圧器がそのまま置かれています。
1階には発電機や橋の模型などが展示されています。

電気設備全体は、当時の最先端技術が採用された面影があり、重厚感があります。
2階変電所は3000ボルト受電で、OCB(油入遮断器)や、ケーブルヘッドも鋳鉄箱にコンパウンドが充てんされています。
1階発電設備は、直流発電機(200kW 2台)を誘導電動機が駆動する、M-G-Ex方式です。
いずれも現在では用いられ無い古い設備ですが、以前学生時代に学校で使った実験装置を思い出し懐かしくなりました。

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