菜めし田楽定食 1785円
なめし田楽って何だろう?何かをなめした田楽?意味不明だ、と思っていた。
なんのことはない、「なめし」は「菜飯」なのだった。
この菜めし田楽は、東海道吉田宿(現在の豊橋市)の名物料理だそうで、「きく宗」は文政年間(1818~1829)創業の老舗。店にはいると相当に年季が入った建物だとわかる。まずは入り口付近の椅子に座って案内されるのを待った。連休だから混んでいるのだ。
テーブル席に通されて、菜めし田楽定食をたのんだ。といっても、メニューはほぼこれ一品で、他には飲み物とつまみになる一品料理がいくつかあるだけだ。これだけの料理なのに、ややしばらく待たされたのは、豆腐を焼くのに時間がかかるのか。
その田楽には濃厚な赤みそと辛子がかかっている。これで大根の葉を刻んだ菜めしを食べる。まったく健康的で、味も悪くはないけど、料理としては御馳走感に欠けるかな。
菜めしとお吸い物
きく宗
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