自由に五七五

季語を意識して画像を1枚載せて楽しんで行くつもりです。
川柳もどきになるのはスタートが万流だったから。

合歓の花雨の雫に切れ目なし

2021年07月10日 | 写真俳句
 キバナコスモス
 キクイモ?
 裏の田んぼ道の土手の合歓の花、これは遅くまだ花は見えない。

思い出すのは高校生の時の夏休み。

クラブ活動で一駅離れた駅への途中、官舎の入り口に立派なこの花があった。

貧乏な家、定期券はきれ、往復の汽車代がない。

着るものは学生服で良いとして、弁当も作って貰えず

小遣いもなし。貧乏が悲しかった。でも仰ぎ見るこの花きれいだった。

花の名を初めて知った瞬間でもあった。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする