Qoonie の あんてな日和

日々感じたこんなことや、あんなこと。つらつら書いていこうと思います。

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ソプラノ歌手木村はる奈とQoonieによるユニット

Free Style Group THE ENTERTAINMENT
Mr.kazzsoul率いる音楽集団。絵本×歌企画で参加させて頂いています。

<Release>
2018.04.25  Qoonie 幻標本箱

MKNR-9004 ¥2,500+税
全作詞 松井五郎 全作曲 Qoonie

(郵便振替)

(クレジット、コンビニ支払可)

手の皺に想う。

2021-05-09 12:27:34 | Weblog

今日は母の日。

今はなかなか会えない分、いつも以上にこの日が特別な気がする。

先日、moZkuライブにサポートで参加させて頂き、終了後に撮ってもらった写真を見ながら、ふと思い出した事。

この写真、手の皺がひどく目立って、最初は嫌だった。

私は子供の頃からアトピーと、長かった飲食店のアルバイトのお陰で手荒れが酷く、ピアノ弾くのに手が美しくないという、自分の中でコンプレックスがあって。それこそ、一番ひどかった大学生の時を思い出すと、今がまだマシなほう。PV撮影する時もあまり手のアップは入れないで欲しいとお願いした事もある。特に今の時期は顔から何から全身酷い。

実家に帰ると、母はそんな私の手をおもむろに握りしめ、「可哀想な手だねぇ」と、優しくさすってくれるのだった。こちらも、もういい年だし、なんだかとても恥ずかしく、でも母のつやつやの手はとても柔らかく、とても幸せな気持ちになった。

思えば、子供の頃、毎晩のように背中を掻いてもらっていた。母はどんなに眠たくても掻いてくれ、途中でその手がゆっくりゆっくりなったかと思うと、私はもぞっと体を動かし、母をまた起こしては続けてもらうのだった。

だから、私の息子が背中を掻いてくれと言えば、心ゆくまで掻いてやろうと思っている。やぱり途中で寝てしまうのだけれど。でもそれが、母への恩返しになる気がして。

母との思い出、皆それぞれ印象に残っているシーンは違う。

ふと、写真を見ながら思い出した。すると、この皺だらけの手もなんだかとても愛おしくなった。

母の日。

カーネーションを贈りました。まだ会えない日々は続くけれど、元気で笑っていて下さい。

いつもありがとう。