ガムシロップ うたつなぎ

SNSでたくさんのミュージシャンによって行われている「うたつなぎ」。

ライブはもちろん、今はなかなか活動出来ない状況の今。それでも、音楽を止めない。

大切な人に会いにいけない今、音楽で繋がっていく。

様々な想いを乗せて、どんどんつながっていきます。

長い付き合いのRieさんからバトンを受け継ぎました。

今は皆が笑顔になれるよう、私も笑顔で歌いたい。

こんな風に喫茶店でのんびり出来る日が早く戻ってきますように。

そんな想いで、ライブではおなじみ、でも未だ未収録曲として有名な(笑)「ガムシロップ」お届けします。

どんどん、繋がっていけ。

Qoonie ガムシロップ　#うたつなぎ

 

そして、２年前の今日。アルバム幻標本箱のリリース日でした。あっという間のような、ずいぶん前のような。

全く想像していなかった今の世界。乗り越えましょう、世界みんなで。

大変な現場で働いてくれている皆様、本当にありがとうございます。

 

中江有里さんと大林監督と「草の想い」とボス。

去年から、女優でもあり作家としてもご活躍されている中江有里さんの音楽活動に関わらせてもらっています。曲を書いたり、ライブでも弾かせてもらったり。随分長い間歌われていなかったとのことですが、それを感じさせないとても透明感のある声と凛々しさ。是非またご一緒出来たらと願うばかり。

そんな中江さん。この度Youtube channel を開設されました。第一弾として、２月のライブでも歌われた「草の想い」をアップすることになり、そのピアノを弾かせて頂いてます。

「草の想い」といえば、先日お亡くなりになった大林宣彦監督の映画「ふたり」の主題歌で、監督自身も歌われている曲。私は広島出身でおまけに東寄りなので、尾道にはそう遠くなく、尾道という場所も、監督の存在も、なんだかとても近く感じていました。もちろんお会いしたことはないのですが、尾道へ行く度に、撮影マップを見ながら、あぁここでこのシーンが！などと感動して歩いた想い出があります。

去年、中江さんとまだお会いして間もなかった頃、スタジオでお会いした時に、私が広島出身だという話から、自然と大林監督の話になり、その時の中江さんがとても嬉しそうだったのをよく覚えていたので、今回の訃報はどれだけ悲しかったか。監督を偲んでの「草の想い」です。

少し話が変わりますが、20年前、私をデビューさせてくれた事務所のボスが１月に急逝しました。私が10代の頃から知っている長い長い付き合いだったボス。まさか人生初の弔辞が彼の葬式だなんて(しかもこんなに早く)想像だにしていませんでしたが。彼はとても音楽が好きでした。人生を音楽に救われ、人生全てを音楽に捧げた人でした。デビューしたいなんて言いながら、ろくに何も出来ない私に色んな事を教えてくれました。そして音楽と同じ位映画が好きでした。映画監督になりたいとよく言っているような人でした。そんな彼も、やっぱり大林監督の事を好きでした。

そして今、私は大林監督の映画の主題歌だった曲を弾かせて貰っている。ボスに聞かせたい。ピアノでレコーディングすらしたことがなく、泣きながら何テイクも録っていた私が、サポートとしてピアノが弾けるようになったよ、と。君の好きだった映画の曲だよ。ピアノ、だいぶ上手になってきたよと。そして君に、この繋がりの全てのキッカケをくれてありがとうと伝えたい。

大林監督の新作映画「海辺の映画館　キネマの玉手箱」、中江さんも出演されています。こちらも、そしてこれからの音楽活動も、これからますます楽しみです。

 

 

哀悼の意を込めて。

素晴らしい作品を、ありがとうございました。

全てに、感謝します。

 

 

 

 

 

 

 

いい一日。

今日から、小学校休校で学校に行けない子供達のために、東京都の教育委員会が生活のリズムを整えたり、国語や算数の勉強が出来たり、ちょっとした体を動かすカリキュラムを盛り込んだ「TOKYOおはようスクール」という番組を朝の30分間TokyoMXで5/6まで放送してくれることになった。

これは非常にありがたい。こういうの待ってました！とばかりに喜んだ私です。休校中の生活の中、やっぱり生活リズムは乱れがちだし、勉強する気持ちや一日の時間の過ごし方を組み立てるキッカケが欲しかったというのかな、きっと多くのおかあさん達が望んでいたことだと思う。

おまけに凄いのは、毎回問題が出されて、14時台に２分間、その答えあわせをする時間が設けられてるということ。これにはとっても感動してしまった。全学年にあてはまる内容をつくるというのはなかなか難しいので、そこが今後も課題になりそうだけど、でもとても嬉しい対策だなと。

色んなアイディア、ありがたい。

大事な人が元気でいること、それもわかったせいか、なんだろう、今までもやもやしていた気持ちがなんだか今日は晴れた。

だから、いい一日。

特別な事、何もなくていい。

そんな風に思えるこの頃です。

籠り日和。

東京では緊急事態宣言が出され、とにかく不要不急の外出は控えなければならず、ひたすら家にて過ごす日々。宣言が遅い事に非難の嵐だけれど、そこを責め立てるより、今はただただ個人でやるべき事をやらなくちゃいけないと思う。

とはいえ、逆に言えば、私は家にいられている。満員電車に乗りたくなくても、仕事に向かわなくちゃいけない人もいる。水道、電気、ガスも普段通り使える事にも感謝。外出はダメだけど、食料品などの必要な買い物は行けるわけだし（もちろん、混み合ってちゃいけないんだけど）、スーパーや病院で働く皆々様にも頭があがりません。

籠り生活の中でも、自分なりに日々のパターンが出来てきて、こんなに家にいる生活も今までそうはなかったから、それなりに楽しんでみようと思う。にしても、３食作るのってほんとに大変。一食食べ終えたかと思ったら、あっという間に次の食事の準備。うちでさえこうなのだから、大家族になったらめちゃくちゃ大変。

とはいえ、苦手な料理もだいぶ楽しくなってきたこの頃。

遅めの午後２〜３時間ほど、息子と二人散歩。うちの周りにはだだっ広い公園も幾つかあるのでとても助かっている。桜が綺麗だった場所には、もう人もほとんどいない。マスクも外して思いきり走ってみる。街中の公園では、きっとそんなわけにもいかないかもしれない。

平原綾香さんも参加されているYOU'VE GOT A FRIENDを聴いた。笑顔は力をくれるんだなとつくづく。行きたい場所にも会いたい人にも会えない、そんな毎日を送っている世界中の人達。会いに行ける日まで、どうか不安に負けぬよう。

 

春雪日和。

東京にまさかの大雪でした。満開の桜の背景にこんもりと積もった雪。こんな景色初めて。

気候が、いや地球そのものがおかしくなってるのかしら、と不安にもなりながらも、この景色はなかなか見れないぞ。少しだけ胸がワクワクしていました。

雪の日はとても静か。夕方近かったせいか、人もほとんどいない状態だったので尚更静か。普段家にいると携帯でニュースばかりみてしまうから、こういう場所に来るとほんとに全部嘘みたいな気がしてきます。

志村けんさん。最初はグーってジャンケンする度に思い出しそうです。

亡くなったことで、コロナウィルスがさらに身近に感じたって人も沢山いるんじゃないかな。

そうなったら、またプチパニックになるかもしれない。なるかもしれないから、ならない方法を、

自分の中で心に留めておきたいな。

雪が溶けて数日経っても、桜は美しく咲いていました。

その強さ、見習いたい。